名門女子校に通う少女たちの青春を描いたライトノベル「マリア様がみてる」の実写映画版の製作発表が26日、「早稲田奉仕園スコットホール」(東京都新宿区)で開かれ、主演の波瑠さん(18)と未来穂香さん(13)らキャストが劇中の制服姿で登場した。髪形もキャラクターに合わせ、二つ結びや三つ編み、おでこを出すなど、すっかりお嬢様のいでたち。出演者からは「新鮮」「(制服を)着て帰りたい」との声も飛び出していた。
「マリア様がみてる」は、今野緒雪さん原作、ひびき玲音さん画のライトノベル(集英社)が原作。カトリックの名門で屈指のお嬢様学校「私立リリアン学園」では、先輩と後輩が「姉妹(スール)」となって、淑女としてのしつけを受け継いでいく。平凡な女子学生の福沢祐巳(未来さん)は、ひょんなことから、あこがれの先輩・小笠原祥子(波瑠さん)から妹になるよう申し入れられる……というストーリー。「ごきげんよう」「お姉さま」など、少女たちが交わす独特の“お嬢様言葉”も話題になった。シリーズ37巻で累計540万部を発行しており、04年からはアニメ化もされた。今回は1巻の内容を実写化する。
役が決まった感想について、波瑠さんは「広く知られている作品なのでプレッシャーも大きかったのですが、それだけの作品に出演できるのがうれしい」と喜びをあらわにした。未来さんは「びっくりのほうが大きかったです」と語り、「祐巳は顔で表現することが多く、なりきれるよう頑張ります」と意気込んだ。また、3年生の“紅薔薇さま(ロサ・キネンシス)”水野容子役の平田薫さん(20)は「ただものではないオーラを放っているキャラなので、私で大丈夫かなと思ったりもしました」とコメント。3年生の“黄薔薇さま(ロサ・フェティダ)”鳥居江利子役の秋山奈々さん(20)も同意していた。武島蔦子役の広瀬アリスさん(15)は「元気さと明るさは蔦子と同じだと思うので、期待に応えたいです」と話した。
制服について尋ねられると、波瑠さんは「今時ではないのが新鮮で、背筋の伸びる思い」と語り、未来さんは「三つ折りの靴下なんて履いたことがなかったのでうれしい」と笑顔でコメント。島津由乃役の三宅ひとみさん(17)は「少しでもお嬢様に近づけたらいいなと思います」と控えめに話した。平田さんが「個人的には『萌(も)えー』という感じです」と笑うと、秋山さんも「着て帰りたいくらい」とほほえんでいた。
イベントでは、原作者の今野さんからのメッセージも発表。今野さんは「ついに、という感じです。実写ならではの強みを生かして、すてきな作品にしていただきたいです。我が子をよろしくお願いします」と、“生みの親”としてコメント。最後に、波瑠さんは「一人一人がベストを尽くすことで、すてきな作品になると信じています」と語り、未来さんも「心に残るような作品にしたい」と意欲を示していた。
波瑠さんは、雑誌「セブンティーン」(集英社)の専属モデルで、映画「女の子ものがたり」や「ソフトボーイ」に出演するなど女優としても活躍中。未来さんは、雑誌「ラブベリー」(徳間書店)の専属モデルで、ドラマ「夢の見つけ方教えたる2」(フジテレビ)などに出演している。
映画は今秋、全国で公開予定。(毎日新聞デジタル)




















