「LISP」の(左から)片岡あづささん、阿澄佳奈さん、原紗友里さん

 「ひだまりスケッチ」シリーズや「WORKING!!」などで主演し、人気・実力ともに声優界で注目される阿澄佳奈(あすみ・かな)さんを中心に、「おねがいマイメロディー」など人気作に出演する片岡あづささん、デビューしたての現役女子大生声優・原紗友里(はら・さゆり)さんの3人が、“超至近距離”声優ユニットと銘打った「LISP(リスプ)」を結成。10月27日に新レーベル「DIVE II entertainment(ダイブトゥーエンタテインメント)」から、配信限定シングルでデビューを果たす。デビュー前の初々しいメンバーに話を聞いた。

 3人が「LISP」としてデビューすると知ったのは7月下旬に行ったインタビューの3週間前。阿澄さんは「私たち3人は出会ったばかり。新しいものが生まれるんじゃないかな」と意気込みを語った。3人が所属する事務所「81プロデュース」の声優に「歌をやっていきたいか」と関係者が調査したところ、その中で「自分はまだ未発達」「歌手活動を含めチャレンジしたい」と同じ感情を抱いていた3人が選ばれ、「LISP」が結成された。「LISP」には、「舌っ足らずな」や「人工知能のプログラミング用語」といった意味のほか、「未発達」という意味があり、これが3人の答えとも合致し、グループ名の由来になった。

 手始めに「LISP」は、30日に公式サイト「部屋とパソコンとLISP」を開設する。“超至近距離”を実現するため、メンバーは常時ネットブックを携帯。ブログやツイッターなどを活用し、“キミとセツゾク”をキャッチフレーズに「LISP」をより身近に感じられるコンテンツを増やしていく。

 まだユニットとしては手探りながらも、阿澄さんは「応援してくださる方に『いつも近くにいつもいる』という感覚を持ってもらえるようになりたい」と話し、「ツイッターは楽しみ。(出演)作品の公式ツイッターなどでは参加したことがあるんですが、今度はユニットでできる」と笑顔を見せた。原さんは「ネットを駆使して、私たちの存在を近くに感じられるようなことができれば」と話し、片岡さんは「みなさんがいつでも『LISP』の顔を見られるような仕組み。ネットで生放送とかやりたいですね」と期待を寄せた。

 目指す将来像は「私たちらしければ」とマイペースな3人。阿澄さんが「これからファンになってくださる方と、一緒に楽しんでいけるようなことになれたらいいな」と話すと、片岡さんは「みなさま次第。どうなっていくのかな、と私たち自身も分からない」という。原さんは「“至近距離”だから、ファンの方からも大きく影響される。お互いに成長していければいいなと思います」と思いを語った。