らき☆すた:復興にファンの力を 埼玉・鷲宮地区がユニーク商品券

アニメ マンガ
美水かがみさんの人気マンガ「らき☆すた」の描き下ろしイラストが印刷された「らき☆すた 東日本大震災復興支援商品券」

 アニメ化もされた美水かがみさんの人気マンガ「らき☆すた」を使った町おこしで知られる埼玉・鷲宮地区の鷲宮商工会が、東日本大震災の復興支援を目的としたユニークな商品券「らき☆すた 東日本大震災復興支援商品券」を発行することが2日、明らかになった。商品券の販売全額は、アニメ「かんなぎ」の町おこしで話題になり、大震災と津波で被害を受けた宮城県七ケ浜町への義援金と、震災時に発生した液状化現象に苦しみながら、支援の手が差し伸べられていない久喜市栗橋地区の被害地域の復興に充てられる。

 商品券には、美水さん描き下ろしのイラストがあしらわれ、虹がかかる青空をバックに、助け合うヒロインらが手を差し伸べる……という復興への希望を思わせる内容に仕上げられている。7月7日から同商工会事務所のほか、「らき☆すた」ファンの間で“聖地”とあがめられている鷲宮神社の前にある大酉茶屋で発売予定。1枚1000円で計2000枚を発行する。12月31日まで利用可能。

 企画は、マンガやアニメの町おこしで人気になった鷲宮商工会と同青年部が立案し、作者の美水さんと、角川書店のコンプティーク編集部が協力して制作した。作者描き下ろしのイラストがあしらわれていることからファンは商品券を購入しても使わずにコレクションとして手元に置く可能性が高く、その場合は実質的な寄付となるのがポイント。また通常の寄付を募るより、特別な商品券が手に入るためファンは協力がしやすく、商工会の負担以上の義援金を積み増して、被災地への復興に充てられる。もちろん商品券として地区の商店街などで使うことができ、その場合、義援金は商工会の負担となる。商工会は「ファンの力を借りて、少しでも多くの義援金を送りたい」と話している。結果は、随時告知していくという。

 「らき☆すた」は、オタク女子とその仲間の学園生活を描いたほのぼの4コママンガで、ヒロインらが大学に進学した今も連載が続いている。コミックスは1~8巻で計500万部を発行。07年4~9月にアニメが放送され、ヒロインの柊姉妹の実家の「鷹宮神社」のモデルが鷲宮神社であることが知られると、「聖地巡礼」と称してファンが詰めかけ、正月三が日の参拝者がアニメ開始前の4倍以上の47万人に膨れ上がるブームとなり、マンガやアニメを使った町おこしの成功例として全国に知られている。(毎日新聞デジタル)

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