注目映画紹介:ポケモン映画「ビクティニと黒き英雄/白き英雄」 イッシュ地方の新ポケモンが登場

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「劇場版ポケットモンスター ビクティニと黒き英雄/ビクティニと白き英雄」 (C)Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku (C)Pokemon (C)2011 ピカチュウプロジェクト

 世界的な人気ゲームが原作の劇場版アニメとして毎年夏に公開されている「劇場版ポケットモンスター」の第14作「ビクティニと黒き英雄 ゼクロム」「ビクティニと白き英雄 レシラム」(ともに湯山邦彦監督)が16日から公開される。10年9月からテレビ東京系で放送されているテレビシリーズ「ベストウイッシュ」からの劇場版第1弾で、シリーズ初の2作同日公開だ。

 イッシュ地方を旅するサトシとピカチュウ、仲間のアイリス、デントは、かつて「大地の民の王国」として栄えながら現在は衰退してしまった町「アイントオーク」で、人やポケモンに不思議なパワーを与える幻のポケモン、ビクティニと仲良くなる。一方、大地の民の末裔(まつえい)で王国の復活を願う若者ドレッドは、ビクティニのパワーを利用しようと考えていた……というストーリーだ。なお、2作品は一つのストーリーをベースに登場するポケモンやせりふなどが異なるほか、「ビクティニと黒き英雄」は、荒野がメーンに描かれ、「ビクティニと白き英雄」では氷原のシーンが主に描かれている。

 恒例のゲスト声優陣も、伝説のポケモン「ゼクロム」を演じた高橋英樹さんをはじめ、ゼクロムと相対する「レシラム」役の谷原章介さん、ドレッド役のつるの剛士さん、ドレッドの妹カリータ役の石原さとみさん、ドレッドとカリータの母ジャンタ役の大地真央さんと今年も多彩なメンバーが初参加。シリーズを通して音響監督を務めている三間雅文さんの力量に負うところもあるが、どのキャストも好演。特に高橋さん、大地さんはアニメ声優初挑戦とは思えないベテランらしい名演技をみせている。なお、声優の山寺宏一さんは第1作から14年連続、タレントの中川翔子さんは10作目から5年連続の参加。ビクティニ役は人気声優の水樹奈々さんが務めた。

 作中に登場するポケモンは、昨年9月に発売されたゲーム「ポケットモンスターブラック・ホワイト」やテレビアニメ「ベストウイッシュ」から登場したイッシュ地方の新ポケモンがほとんど。スクリーン初登場となる“新顔”のポケモンたちが、さまざまな表情を見せてくれる。また、名物ともいえる巨大ポケモン同士のバトルシーンも健在。今回はスピーディーな空中戦が楽しめる。

 恒例となったポケモンプレゼント。今回は、ニンテンドーDSとゲーム「ポケットモンスターブラック・ホワイト」を映画館に持っていくと、「ポケットモンスターブラック」にはゼクロム、「ポケットモンスターホワイト」にはレシラムがプレゼントされる。映画の興奮冷めやらぬまま、ゲームでも楽しめるのはこのシリーズならではの楽しさだろう。

 毎年公開され、シリーズ累計で興行収入が600億円を突破する人気シリーズとあって、水の揺らめきや雲の動きといったささいな部分からクライマックスでのダイナミックな演出まで、すべてが細かいところまで丁寧に作られている。“子供だまし”ではない“大人の仕事”が堪能できるはずだ。16日から全国東宝系で2作同日公開。(立山夏行/毎日新聞デジタル)

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