孤独のグルメ:谷口ジローの異色グルメマンガがドラマ化 松重豊が連ドラ初主演で

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ドラマ「孤独のグルメ」に出演する松重豊さん(左)と原作のイラスト(C)久住昌之・谷口ジロー/扶桑社

 谷口ジローさん作画、久住昌之さん原作のグルメマンガ「孤独のグルメ」が、俳優の松重豊さん主演で、12年1月4日からテレビ東京の深夜帯でテレビドラマ化されることが19日、発表された。連続テレビドラマ初主演となる松重さんは「その(初主演)部分は、そんなに考えていないです。最初から最後まで、出ている時間が多少長いかな、いい座組みになればいいなというくらいで、特に気負いはないです」と話しつつ「こんな時間(深夜)で恐縮なんですけど、(ドラマを見て)おなかがすいて、ついちょっと防寒着て、ラーメンでも食べに行ってしまうくらいの気持ちにしてしまって、すみません(笑い)」とドラマをPRしている。

 原作は「週間SPA!」(扶桑社)で不定期連載中のマンガ。雑貨輸入商を営む井之頭五郎(いのがしら・ごろう)が、仕事の合間に立ち寄った飲食店で食事をする姿を描く。登場する飲食店のほとんどが実在する大衆食堂で、料理に対するうんちくが披露されるわけではなく、五郎の食事シーンと心理描写を淡々とつづる。94~96年に連載され、97年に単行本化、00年に文庫化されるとジワジワと話題になり、08年には連載が復活。単行本と文庫を合わせて累計20万部のヒットとなっている。ドラマは、原作者の久住さんがシナリオに協力するほか、劇中音楽を手がける。さらに、久住さんは、ドラマの舞台となった町や店舗を訪れるコーナーにも出演する予定だ。

 久住さんは、ドラマに登場する店舗について「マンガでは実在のお店をモデルにしていますが、物語はあくまでもフィクション。だから、モデルになったお店をそのまま撮影に使うのはやめてほしい、というのが映像化に際してのほぼ唯一の要望でした」とコメント。また、ドラマの見どころを「まったく原作マンガにない話ばかりにもかかわらず、原作のイメージを尊重してくれていると思いました。マンガとは別物として、今までにないドラマになったらいいなと思います」と話している。

 松重さんは、自身が演じる井之頭について「街場でおいしいものを探して最高の幸せを感じる、というのは、自分との置き換えが楽でしたね。僕も多分そういう人生を歩んだら、そういうことに幸せを感じただろうと思うので。ただ、自分に近い、となると演技になるか?というのもありますので、どこかにエッジもきかせないと」と話しつつ「普通のドラマでは、食べるシーンというのはセリフを言うために“消えもの”をうまく咀嚼(そしゃく)するかというゲームなのですが、これは食べること“そのもの”ですよね。そこが逆に面白いなと思っています」と語っている。

 「孤独のグルメ」は12年1月4日から毎週水曜深夜0時43分~1時13分にテレビ東京で放送。(毎日新聞デジタル)

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