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桜 稲垣早希の補完計画:「スレイヤーズ」 リナの呪文を必死で暗記

アニメ ブック コラム
「スレイヤーズ」のDVDを手に作品の魅力を語る桜 稲垣早希さん

 アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」のヒロイン・アスカの物まねで知られるお笑い芸人の桜 稲垣早希さん。「エヴァ」だけでなくさまざまなアニメやマンガ、ゲームが大好きという稲垣さんが、熱い思いを語ります。

 ◇

 今回は「スレイヤーズ」というアニメについてです。仲間と敵を倒していくという単純ストーリーなのですが、このアニメは主人公がリナ・インバースという女魔導士! とにかく“女戦士”という時点でもう大好きなのですが、リナは本当にかっこいいです。性格は男っぽく、お金に目がなく、敵を倒すために放った魔法で街をめちゃくちゃにしたり、ご飯をものすごくよく食べたりします。

 このご飯をよく食べる主人公というのは「ドラゴンボール」の悟空や「ワンピース」のルフィみたいに、魅力あるキャラの特徴の一つだと思います。それが女の子なんだからなおさらかっこいい! 正義すぎないのがかゆくならずに気持ちいい!! 格闘ゲームなどでも絶対“女戦士”を選んで戦ってしまう私にとっては、リナ・インバースはヒロインではなくヒーローでした。

 そして、このアニメに出てくる魔法の呪文がこれまたかっこいい!! ネットで「スレイヤーズ 呪文」で検索したら大量に出てくるくらいファンは多いと思うのですが、この呪文の言葉を当時覚えるのが楽しくて楽しくて!

 特に、リナの得意とする最強の呪文「ドラグ・スレイブ!!」は、唱えてるリナもかっこいいし(髪の毛の揺れ具合が特に!!)、当時一番必死になって暗記した呪文です。私のコンビ時代にやってたコントでも、この呪文を盛り込んで元相方を混乱させたこともありました。

 スレイヤーズがアニメで始まったのは確か95年くらいで、エヴァと同じ時期だったと思うのですが、これが、続編で最近の09年まで定期的にシリーズ化してどんどん続くんです!

 好きなアニメがずーっと続くのはうれしいことです! 始まったころは自分はまだ小さい子供だったのに、大人になっても同じアニメを見られる! これは、ちょっと不思議な感覚ですよね。子供のころに返って、懐かしい気持ちで見るなんてことはなく、子供のころと同じくらいわくわくして見てます。

 でも大人になって少し視点が変わってる部分もあります。例えば、「敵」と呼ばれるキャラクターに対して、「本当にこの人は悪者なの?」「見方を変えれば主人公側が悪者なんじゃあ……」と少し印象が変わってきます。

 あのジブリ作品の「火垂るの墓」で、清太と節子につらく当たる西宮のおばさんも、自分が大人になって考えてみると、「いじわるでもなんでもなく、ただあの戦後の貧しい世で自分の家族を守ろうと必死だっただけなんじゃあ……」なんて思ったりします。

 まあ、それはさておき、とにかく私はリナが大好きなのですが、リナの声優をされてるのは林原めぐみさんです。林原さんの演じるキャラの中で一番好きです。あの独特の女の子っぽくない明るい声。綾波レイの時も好きですが、やっぱりパン!とはじけるリナや、女らんまの時の林原さんの声の破壊力ったらすごいです!

 この長く続くスレイヤーズですが、まだまだ続いて、孫の代まで続けてもらって、孫と一緒にわくわくしながらテレビを見てみたいですね。

 ◇プロフィル

 桜 稲垣早希(さくら いながき・さき)=83年神戸市生まれ。07年2月に、お笑いコンビ「桜」を結成。07年の「M−1グランプリ」で3回戦に進出するなど活躍していたが、09年末に相方がコンビを卒業し、ピン芸人として活動。アニメ「エヴァンゲリオン」のヒロイン、アスカの物まねで知られ、バラエティー番組「ロケみつ」(毎日放送)でブレーク。「R−1ぐらんぷり」で2年連続で準決勝に進出したほか、「吉本べっぴんランキング」でも3年連続で2位を獲得している。最近ではバラエティー番組などでナレーションもこなすなど、芸の幅を広げている。

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