「映画版 ミューズの鏡(仮)」の制作発表会見に出席した「AKB48」の指原莉乃さん(左)と福田雄一監督
「映画版 ミューズの鏡(仮)」の制作発表会見に出席した「AKB48」の指原莉乃さん(左)と福田雄一監督

 人気アイドルグループ「AKB48」の指原莉乃さん初主演ドラマ「ミューズの鏡」(毎週土曜深夜1時50分~放送中・日本テレビ系)が今夏に映画化されることが11日、明らかになった。同日、東京都内で行われた「映画版 ミューズの鏡」(仮)の制作発表会見に福田雄一監督とともに出席した指原さんは、「つい最近聞いたばかりなので、とにかくびっくりしています」と驚きを隠せない様子。映画初主演となる指原さんは、「(人気子役の鈴木)福くんに出てほしい。福くんと出会って、私が一目ぼれして、福くんに冷たくされながらも最終的に好きになっちゃうっていう。すごくいい映画ができそう」とうっとりした表情で熱烈なラブコールを送っていた。

 福くんとは歌番組で「AKB48」のメンバーたちと共演したという指原さんは、「福くんはメンバーにも人気。みんなが福くんのところに行くので、私は遠巻きに見てた。前田(敦子)さんとかが話しているのを見てました……」と“へたれ”エピソードを自ら披露。一方、仕事で福くんと接点があるという福田監督から、「この前、福くんに『AKB48のメンバーで誰が好き?』って聞いたけど、あなたではなかった」と暴露されると、指原さんは真剣に落ち込んだ様子を見せていた。

 ドラマは、何も取りえがないように見える指原さん演じる向田マキが主人公。かつて名優とうたわれた沖田竜は、大手プロダクションの引き抜きによって率いていた「劇団ミューズ」を失おうとしていた。ある日、町中でふと出会ったマキの演技に心を動かされた沖田は、マキを次なる女優として育てようと考える。沖田に見いだされたマキは成長し、女優として覚醒していく……という物語が展開する。

 劇場版ではドラマに引き続き、「33分探偵」「東京DOGS」「THE3名様」など異色の作品を手がけてきた福田雄一監督が脚本、演出も担当する。ドラマ版のアナザーストーリーとして、沖田とマキが出会うシーンから描きたいと明かした福田監督は、「(指原さんの出演番組)『さしこのくせに』とか見てて、この子はダメな子だとずっと思っていた。あんなダメな素材をいただけると思って喜んだ」と指原さんの起用理由について説明。また、「女優としてまったく成長を遂げていない」と辛口のコメントをしつつも、「いつまでも無欲で、一生懸命やってくれる指原莉乃が大好き。そのままでいて」とエールを送った。

 一方、指原さんは「演技を何も知らないので、一から教えていただいています。演技下手なんで。知ってると思いますけど」と控えめに自己分析。テレビドラマ初主演を果たし、今回映画初主演が決定するなど女優業として絶好調の指原さんだが、「メンバーから嫉妬とかあるのでは?」と記者から質問されると、「みんな嫉妬してなくて応援してくれてる。ドラマは“(AKB48の)メンバー内視聴率”が高くて、面白いと見てくれている」と胸を張り、「女優になりたいとか大きなことは言えないので、いただいた仕事を一生懸命やりたいと思う」と今後の抱負を語っていた。

 「映画版 ミューズの鏡」は今夏全国で公開予定。ドラマは毎週土曜深夜1時50分~放送中。(毎日新聞デジタル)