ドラマ「ATARU」の1シーン
ドラマ「ATARU」の1シーン

 人気グループ「SMAP」の中居正広さんが主演する連続ドラマ「ATARU」(TBS系)が15日、放送をスタートする。中居さんが「サヴァン症候群」の青年役に挑戦し、その特殊な能力で迷宮入りしかけた難事件を解決に導くミステリー。

 中居さん演じる主人公・アタルが、特殊な能力で警察も気づかなかった微細な証拠から事件解決につながる単語を発し、視聴者はその単語の意味するものを推理していく。脚本は「相棒」や「科捜研の女」のほか、映画「麒麟の翼~劇場版・新参者~」を手がけた櫻井武晴さん、演出は「TRICK」や「20世紀少年~もう一つの第1章~」などを手がけた木村ひさしさんが担当する。

 「サヴァン症候群」は、自閉症や知的障がいのある人のうち、記憶力、演奏力、絵画、計算など特定の分野で、常人では及びもつかない才能を発揮する人の症状のことで、映画「レインマン」でダスティン・ホフマンさんが記憶力に優れた同症候群の青年を演じた。中居さんが同局の連続ドラマに主演するのは、04年のドラマ「砂の器」で天才ピアニスト役を演じて以来、8年ぶり。難役に挑戦する中居さんの演技に注目だ。

 アタルの発する単語の意味するものは何かを推理する刑事・蛯名舞子役を栗山千明さん、舞子の上司で共に事件解決にあたる警視庁の刑事・沢俊一役を北村一輝さんが演じる。また「Kis-My-Ft2」の玉森裕太さん、人気アイドルグループ「AKB48」研究生の光宗薫さんも出演する。

 第1話は、化学工場で爆発が起こり、従業員が死亡した。事故という捜査1課の判断に舞子(栗山さん)は納得できない。その後、舞子は爆破現場でチョコザイ(中居さん)と名乗る謎の男と出会う。男は意味不明の単語を次々発したかと思うと、その場で眠りに落ちてしまった。舞子が男の言葉の意味を調べ、つなぎ合わせていくと、見逃していた真相らしきものにつながっていくことが判明。沢(北村さん)たちと爆破現場の再調査に乗り出すことに……という物語。女優の板谷由夏さん、タレントのローラさん、ミュージシャンのROLLYさんがゲスト出演する。

 主題歌は椎名林檎さんが「自由へ道連れ」を書き下ろした。放送は15日から毎週日曜午後9時。初回は20分拡大版で放送される。(毎日新聞デジタル)