10月スタートの連続ドラマ「高校入試」で高校教師を演じる長澤まさみさん=フジテレビ提供
10月スタートの連続ドラマ「高校入試」で高校教師を演じる長澤まさみさん=フジテレビ提供

 人気作家の湊かなえさんが脚本を手がける、10月スタートの長澤まさみさん主演の連続ドラマ「高校入試」(フジテレビ系)について20日、企画とプロデュースを手がける羽鳥健一さんが「(毎回の脚本の)ラストの終わらせ方、ラストにかける情熱、驚かせ方がすごい。原稿が上がってくる度にびっくりさせられた。そこに対するこだわりが半端じゃない」と明かした。同ドラマの脚本は、10月12日発売の月刊誌「小説 野性時代」(角川書店)11月号から連載される。

 「高校入試」は、長澤さんが初めて高校教師役にチャレンジするドラマで、名門県立高校の入試前日と入試当日の2日間を中心に描かれるミステリー。さまざまな事件が起こり、そこに入試をぶち壊そうとする何者かの影があった。すべての登場人物に犯人の可能性があり、誰が何の目的で事件を起こしたのか……という内容。長澤さんは高校まで海外で過ごした英語教師・春山杏子を演じる。演出はドラマ「僕の生きる道」(03年、関西テレビ・フジテレビ系)などの星護さん、ドラマ「絶対零度~特殊犯罪潜入捜査~」(11年、同)の北川学さんが担当する。

 脚本は約2年前、「告白」「少女」「贖罪」などを発表していた湊さんに注目した羽鳥さんが依頼。湊さんは「学校を舞台にした1シチュエーションドラマ。主人公は女性」というオーダーで執筆した。羽鳥さんは「小説家は一人で(物語を)フィニッシュできる。そういう力を見せつけられた」と脚本を絶賛。「(物語の)最後にスパーンと引き離す、でも痛快。それは湊かなえの独自色でもある」とその魅力を表現し、「初回を見てもらえれば、この先どうなるのかと気になるドラマ」と自信を見せた。

 長澤さんのほか、教師役で南沢奈央さん、中尾明慶さん、徳山秀典さん、斉木しげるさん、羽場裕一さん、高橋ひとみさん、山本圭さんらが出演する。10月から毎週土曜午後11時10分~同55分に放送予定。(毎日新聞デジタル)