CLAMPのマンガ「×××HOLiC(ホリック)」のビジュアル (C)CLAMP/講談社
CLAMPのマンガ「×××HOLiC(ホリック)」のビジュアル (C)CLAMP/講談社

 マンガ創作集団「CLAMP(クランプ)」の人気マンガ「×××HOLiC(ホリック)」が初めて実写ドラマ化され、WOWOWで13年に放送されることが7日、明らかになった。“次元の魔女”の異名をとる妖艶な女主人・侑子を女優の杏さん、「アヤカシ」(妖怪)を見る力を持ち、侑子の助手をする高校生・四月一日(わたぬき)を俳優の染谷将太さんがそれぞれ演じる。原作を全巻持っているほどの大ファンという杏さんは今回の起用に大喜びで、「暗示的なセリフの妙、お酒が大好きでおちゃめな部分、不思議な力を持つミステリアスな部分を表現できたら」と意気込んでいる。

 「×××HOLiC」は、03~11年にヤングマガジンと別冊少年マガジンで連載され、コミックスの累計発行部数も1200万部を誇る人気マンガ。「アヤカシ」を引きつけてしまう霊感体質の四月一日君尋は、助けを必要としている人間だけが入れる「ミセ」に迷い込み、女主人の壱原侑子と出会う。そして、四月一日は、アヤカシを退ける「対価」として、ミセでアルバイトをしながら不思議な客と出会い奇妙な出来事に関わっていく……というストーリー。2度にわたってテレビアニメ化されたほか、03~09年、同じキャラクターが登場しながら、別の視点で展開するマンガ「ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-」(週刊少年マガジン連載)が並行連載されたことでも話題となった。ドラマ版は、映画「ソフトボーイ」「裁判長!ここは懲役4年でどうすか」などを手がけた豊島圭介さんがメガホンをとる。

 四月一日役の染谷さんは「この特異な世界をどう描くのかまだ自分にも未知ですが、この甘美な世界に浸ろうと思っています」とコメント。役柄について、「たたずまいが凛(りん)としている」と分析し、「自分が凛としているかはわかりませんが、豊島監督のもと、杏さんとお芝居をすれば自然と四月一日君尋としてのたたずまいになる気がしています。まだまだこれからなので期待ばかりです。その期待が現実になったとき、俺は摩訶(まか)不思議な生活を送っていることでしょう」と話している。

 原作の「CLAMP」は、「どんな物語、映像になるのか私たちも今から楽しみです。妖艶で美しい侑子さんと、すてきな四月一日の成長と冒険。毎回4人そろっておいしいお酒片手に拝見したい」とコメントを寄せている。ドラマ「CLAMPドラマ ホリック~ ×××HOLiC~」は、WOWOWプライムで13年放送予定。(毎日新聞デジタル)