フジテレビ:ネットに危機感 深夜に若者向け帯番組・放送枠投入

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10月期の改編について発表したフジテレビ

 フジテレビは7日、10月期の番組改編について会見し、今後の10年を「ネットという大きな黒船にテレビがどうやっていくか試される」と位置づけ、ネットを使った仕掛けのある番組、若者に支持される番組作りをすると発表した。平日午後11時~11時半の番組を一新、同時間帯を「COOLTV」と名付け、若者向けバラエティー番組5本を放送。いずれも毎週、番組放送終了後、YouTubeで関連動画を配信する。また月~木曜の深夜0時35分に視聴者のネット投票を募る5~10分の生放送番組「にっぽんのミンイ(仮題)」を放送することも発表した。

 新しい企画、新しいクリエイター、新しい出演者の三つの柱を掲げた荒井昭博・編成制作局長は「視聴率的に転換期を迎えている。我々はチャレンジャーとして、フジテレビらしい次世代のテレビ文化を作る」と意気込みを語り、立松嗣章・編成部長はロンドン五輪期間中に起こった、視聴者のSNSでの盛り上がりを「これから10年のメディア(の姿)を予感させる新しい動きだった」と分析。「どの地上波の局が新しいことにチャレンジし、将来の未来図を描いていけるのか。今新しいことにチャレンジしていかなければならない。第2第3の開局と言ってもいいぐらいの新しいチャレンジを心がけた」と強調した。改編率は全日帯が10.7%、ゴールデン帯が26.4%、プライム帯が27.4%となった。

 YouTubeで関連動画を配信する平日午後11時からのバラエティーは、シェアハウスで生活する6人の男女の生活を記録するリアリティーショー「テラスハウス」(金曜)、アートやデザインなどにスポットを当てたドキュメンタリー「オデッサの階段」(木曜)のほか、11年9月から深夜に不定期放送され、ゲームアプリが配信から約4カ月で29万5000ダウンロードを超えたゲームバラエティー「NumerOn(ヌメロン)」を月曜にレギュラー化。また現在放送中の人気グループ「TOKIO」のバラエティー番組をリニューアルした「レベルの塔」(水曜)、トークバラエティー「キャサリン」をリニューアルした「キャサリン三世」(火曜)を放送する。

 そのほかゴールデンタイムには、過去に人気を博した料理対決バラエティー「料理の鉄人」を「アイアンシェフ」というタイトルで“復活”させ、毎週金曜午後7時57分~同8時54分に放送。11年10月~12年3月に深夜番組として放送したバラエティー番組「世界は言葉でできている」をゴールデンタイムに“昇格”し、土曜午後7時に放送中の「潜入!リアルスコープZ」を“カメラ初潜入”にこだわってリニューアルし、「超潜入!リアルスコープ ハイパー」として放送する。(毎日新聞デジタル)

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