お面着用のオタ婚活で盛り上がる参加者ら
お面着用のオタ婚活で盛り上がる参加者ら

 アニメ「らき☆すた」の“聖地”として知られる埼玉県久喜市の鷲宮地区で、オタクと交際したい男女向けの婚活イベント「オタ婚活」の第10弾がこのほど開催され、男性9人、女性8人が参加した中で4組のカップルが誕生した。

 今回は「オタ婚活お面舞踏会編~オタの奇妙な婚活~」と題され、参加者はキャラクターのお面をかぶって参加する“中身重視”のオタ婚活。フォークダンスや告白タイムなどイベント中の企画はすべてお面をかぶったまま行われた。

 イベントの最後まで互いの顔は見せないということで、主催の鷲宮商工会青年部はイベント前に男女の参加者がはち合わせするのを防ぐため、男女の集合時間をずらしたり、女性参加者には会場の最寄り駅から一つ手前の駅で電車を降りてもらい、会場までの送迎を行うなど“厳戒態勢”であたった。また、お面を着けていても話しやすくするため、お面の口にあたる部分を切って加工したり、通常のオタ婚活より参加者が疲労しやすいことも想定して休憩時間を長めに設定するなど細心の注意を払ったという。

 鷲宮商工会青年部によると、イベントは「想像以上の盛り上がり」で、フォークダンスでも男性が積極的に女性をリードするなどの光景が見られた。また、オタ婚活史上初めて、男女それぞれが別室に分かれ、同性同士がお面を取ってお茶を飲みながら“情報交換”し合う「ティータイム」も設けられた。お面を取るのは告白タイム後で、いよいよ互いの素顔を見る段になると男女とも恥ずかしそうにしていたが、参加した女性は「お面を取る前と後で特に相手の印象は変わらなかった」と話していたという。

 今回の好評を受けて、お面をかぶったまま行うオタ婚活第2弾「第11回オタ婚活お面舞踏会編~お面だけど愛さえあれば関係ないよねっ~」が11月23日に急きょ開催されることが決まった。メディアの取材が入る可能性があり、参加費は男性が4000円、女性が1000円(お面代含む)。定員は男女とも10~20人を予定しており、11月18日までに公式サイトから申し込む。オタ婚活で成立したカップルにはシネコン「シネプレックス幸手」(埼玉県幸手市)からカップルシートがプレゼントされる。(毎日新聞デジタル)