ゆうきまさみさんのマンガ「究極超人あ~る」のカット=小学館提供
ゆうきまさみさんのマンガ「究極超人あ~る」のカット=小学館提供

 人気マンガ「機動警察パトレイバー」や「鉄腕バーディー」などで知られるゆうきまさみさんの出世作「究極超人あ~る」が、25年ぶりに読み切りの新作で復活することが2日、分かった。5日発売の週刊マンガ誌「ビッグコミックスピリッツ」(小学館)49号で24ページにわたって掲載される。R(あ~る)・田中一郎らの主要メンバーが登場し、連載当時の雰囲気を引き継いだにぎやかな内容に仕上がっている。

 「究極超人あ~る」は、85~87年に「週刊少年サンデー」で連載され、コミックスは累計で430万部を発行している。私立春風高校を舞台に、光画部(写真部)のメンバーの破天荒な活動を描いたコメディーで、仲間同士の何気ない日常を描く“サークル系マンガ”のはしりともいわれている。また、のちに「機動警察パトレイバー」や「じゃじゃ馬グルーミン★UP」などの人気作を世に送り出したゆうきさんの初の週刊誌連載作だ。

 小学館では、同社が発行する「スピリッツ」「サンデー」「ゲッサン」の3誌で、東日本大震災の復興支援プロジェクト「ヒーローズ・カムバック」を展開しており、今回の新作はその第2弾。プロジェクトは、「ギャラリーフェイク」などで人気のマンガ家・細野不二彦さんの呼びかけで8人のマンガ家が「最強のヒーロー」を描くというもので、13年3月中旬に単行本化し、必要経費を除くすべての収益を被災地に寄付する。「スピリッツ」50号には吉田戦車さんの「伝染(うつ)るんです。」を掲載。ほかにも高橋留美子さんや椎名高志さん、荒川弘さんらが参加する予定。(毎日新聞デジタル)