アニソン年間ランキング:12年はLiSAの「LOVER“S”MiLE」が1位 タワーレコード新宿店

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LiSAさんのアルバム「LOVER“S”MILE」のジャケット

 タワーレコード新宿店の2012年(11年12月12日~12年12月16日)アニソン年間ランキング(シングル・アルバム)によると、LiSAさんのアルバム「LOVER“S”MiLE」が1位でした。洋楽の聖地として知られるタワレコの中で、アニソンが充実する新宿店の馬嶋亮さんに話を聞きながら今年のアニソンを振り返ります。

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 1位の「LOVER“S”MiLE」を歌うLiSAさんは、10年放送のアニメ「Angel Beats!」の劇中バンド「Girls Dead Monster」の2代目ボーカルで、その時期からタワーレコードでは推していただけにうれしいですね。アニメ「ソードアート・オンライン」のオープニング曲である「crossing field」も5位に入るなど、充実ぶりがうかがえます。LiSAさんはもちろん実力もありますが、ツイッターやフェイスブックを頻繁に更新するなどソーシャルツールも活用して、ファンの心をつかんでいます。

 2位だったアニメ「坂道のアポロン」のオリジナルサウンドトラックは、アニメで分かりやすく名作ジャズを紹介する形になりました。ジャズは「かっこいいけれど近寄りがたい」というイメージがあるのですが、このサウンドトラックは良質なジャズのセレクションにもなっていて、アニソン以外のコーナーでも売れましたね。

 3位の「輪(まわ)るピングドラム キャラクターソングアルバム」は、アニメ「輪るピングドラム」に登場するヒロインの3人組ユニット「トリプルH」のミニアルバムです。80年代に人気だったバンド「ARB」の曲をカバーしています。11年12月の発売直後から品不足になるほどで、アニメの放送が終わった4月以降も売れましたね。タワーレコードに合う商材だったとも言えそうです。

 また厳密にはアニソンでないことから、今回の年間ランキングからは除外しましたが、実はアニソンコーナーで扱っている商材で最も売れたのは、米津玄師さんのアルバム「diorama」です。米津さんに限らず、ボカロPやネット発の商品がチャートを席巻しました。インターネットで曲を配信する時代ですが、拡散・影響力の強さはすさまじいものがあります。続いて売れたのが、ラジオパーソナリティーとしても活躍する鷲崎健さんのアルバム「『I Love You』のある世界」です。タワーレコード新宿店など一部店舗での取り扱いだったこともありますが、作品自体の素晴らしさもあって人気を博しました。

 振り返ると、トップ10に番外編の2曲を足した12のタイトルのうち、半分は新宿店独自の店内企画を実施した作品で、新宿店の色が出せたと思います。全体としては、王道のアニソン、ボカロの台頭、一方で原点回帰の傾向もみられました。

 ◇タワーレコード新宿店 12年アニソンランキング(11年12月12日~12年12月16日)

1位 「LOVER“S”MiLE」 LiSA ※アニメ「Fate/Zero」OPなど アルバム

2位 「アニメ『坂道のアポロン』オリジナル・サウンドトラック」 アルバム

3位 「輪るピングドラム キャラクターソングアルバム」 トリプルH アルバム

4位 「Tell Your World EP」 livetune feat.初音ミク シングル

5位 「crossing field」 LiSA ※アニメ「ソードアート・オンライン」OP シングル

6位 「MOGRA MIX VOL.1 mixed by DJ WILDPARTY」 アルバム

7位 「Extra terrestrial Biological Entities」 EGOIST ※アニメ「ギルティクラウン」OPなど アルバム

8位 「シングルコレクション+ミツバチ」 坂本真綾 ※アニメ「マクロスF」OPなど アルバム

9位 「ROCKBOUND NEIGHBORS」 水樹奈々 ※劇場版アニメ「魔法少女リリカルなのは」主題歌など アルバム

10位 「化物語 音楽全集 Songs & Soundtracks」 アルバム

※左から順に、タイトル、アーティスト、※印は収録された作品

◇プロフィル

 馬嶋亮(まじま・りょう) タワーレコード新宿店7階(邦楽・販売促進)チーフ兼アニメ部長。イベント、ROCK/POPS、J-POPと渡り歩き、現在に至る。

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