限定グッズを求めてコミックマーケットの企業ブースに並ぶ参加者の列は屋外展示場まで続いた。
限定グッズを求めてコミックマーケットの企業ブースに並ぶ参加者の列は屋外展示場まで続いた。

 日本最大の同人誌即売会「コミックマーケット(コミケ)83」が東京ビッグサイト(東京都江東区)で始まり、初日となる29日は11年冬の「81」より2万人多い約17万人が来場した。当日の東京都内の朝は気温が5度と冷え込んだが、心配された雨も降らず、多くの人が早朝から列を作るなど盛況だった。主催の準備会は「雨が降らなかったことも来場者増につながったのでは」と話している。

 コミックマーケットは、マンガや小説、ゲームソフトなどさまざまなジャンルの創作物を扱った同人誌の即売会。75年から始まり、現在は夏と冬の年2回開催され、1日の動員数は最大20万人、毎回50万人以上が訪れる国内最大級のイベントとして知られる。今回は、3日間で例年と同規模の約3万5000サークルが出展する見通し。

 初日は、「ガンダム」や「タイガー&バニー」などのアニメなどを扱う約1万1800サークルが出展し、「シャッター前」や「壁」と呼ばれる人気のサークルには、開始から長い列ができた。企業ブースでは、11年にアニメされ、13年4月に2年ぶりに最新8巻が発売される「IS<インフィニット・ストラトス>」のブースでは、予想以上の人が押し寄せ、午後2時半には当日用に用意した商品が完売した。また「タイプムーン」や「ポニーキャニオン」などのブースにも長い列ができた。

 2日目の30日は、「ONE PIECE(ワンピース)」や「テニスの王子様」などのジャンプ系マンガ、「ファイナルファンタジー」などのゲーム、弾幕シューティングゲームから生まれた作品群「東方Project」などを扱う約1万1700サークルが参加する。 (毎日新聞デジタル)