NHK連続テレビ小説「あまちゃん」の出演が決定した薬師丸ひろ子さん
NHK連続テレビ小説「あまちゃん」の出演が決定した薬師丸ひろ子さん

 女優の薬師丸ひろ子さんが、今春スタートするNHK連続テレビ小説(朝ドラ)の「あまちゃん」に出演することが18日、明らかになった。薬師丸さんが朝ドラに出演するのは初めてで、“大女優”の鈴鹿ひろ美を演じる。

 NHK放送センター(東京都渋谷区)で開かれた会見に出席した薬師丸さんは「朝ドラはせりふを覚えるのが大変と聞いていて、老化している自分が厳しい環境の中に入って大丈夫か?と思った。(役柄が)大女優というのもネックだった」とオファーに戸惑った時期があったことを明かし、「どうすれば大女優になるのだろう? 宮藤(官九郎)さんの台本のせいにして乗り切ろうと思います」と意気込んだ。

 「あまちゃん」の舞台は、岩手・北三陸の架空の田舎町。主人公は東京で生まれ育ち、内気で引きこもりがちだった高校2年生のアキ(能年玲奈さん)が海女を目指すことになり、やがて「地元アイドル」として注目され、町おこしのシンボルとして駆り出されるようになる姿を描く。小泉今日子さんや宮本信子さん、福士蒼汰さん、小池徹平さん、橋本愛さん、杉本哲太さん、吹越満さん、荒川良々さんらが出演。脚本は宮藤官九郎さん、音楽は大友良英さんが手がける。

 薬師丸さん演じるひろ美は10代のころから映画やドラマで清純派として活躍し、40歳を超えてもそのイメージをキープしている女優という設定。アキの才能を見いだし、自分の付き人に採用する。能年さんは薬師丸さんについて「日本の映画界の一時代を築いた方。共演できるのは私の中で奇跡。クセのある役どころも演じられる薬師丸さんはすてきです」と緊張した様子だったが共演を喜んでいた。

 薬師丸さんは、能年さんの印象を聞かれ、「(能年さんは)人見知りなお嬢さんと聞いています。私はそういう方が大好き。私も人見知りで、幼稚園に通えなかった。ひそかに心が通じる若い女優さんに出会えた」とうれしそうに話していた。

 また、主人公・アキがアイドルを目指し、東京に行ってから登場するキャストとして、松田龍平さんがアキのマネジャー、古田新太さんがプロデューサー、松岡茉優さんがアキが所属することになるアイドルグループ「GMT47」のリーダーを演じることが発表された。

 放送は4月1日から。全156回を予定。(毎日新聞デジタル)