映画化される「土竜の唄」1巻の表紙(右)と三池崇史監督 (C)高橋のぼる・小学館
映画化される「土竜の唄」1巻の表紙(右)と三池崇史監督 (C)高橋のぼる・小学館

 高橋のぼるさんの人気マンガ「土竜(もぐら)の唄」が、俳優の生田斗真さん主演で映画化されることが21日、明らかになった。「十三人の刺客」「悪の教典」などの三池崇史監督が手がけ、脚本は「木更津キャッツアイ」シリーズなどの宮藤官九郎さんが担当する。生田さんが三池監督作品に出演するのは初めて。14年公開予定。

 「土竜の唄」は、05年にマンガ誌「週刊ヤングサンデー」(小学館)で連載をスタートし、現在は「ビッグコミックスピリッツ」(同)で連載中のマンガ。コミックスは33巻まで発売されており、累計350万部を発行している。交番勤務の警察官が素行不良を理由に懲戒免職されるが、代わりに“モグラ”と呼ばれる潜入捜査官として暴力団内部に入ることを命じられ、幹部を逮捕するため活躍するさまを描いている。

 生田さんが演じるのは、潜入捜査をする元警察官・菊川玲二で、正義感は人一倍強いものの“おバカでスケベ”という役どころ。出演を「日本が誇る二つの才能がぶつかり合う瞬間に現場を共に過ごせること、とても楽しみで、興奮しています。気合い入ってます!!! ばっちこーい!!!!」と喜んでいる。

 映画は、原作者の高橋さんも「マンガでしかあり得ないと思っていた!」という“ハチャメチャ”で予測不能なシーンが盛りだくさんだという。生田さん演じる玲二に次から次へとピンチが訪れる設定で、物語の冒頭では、猛スピードで疾走する車のボンネットにつながれた全裸の玲二が登場する。三池監督は「5分に1度何かが起きてスクリーンから目を離せない、『ジャパニーズ・ミッション・インポッシブル』と呼べるようなスピード感あふれる作品にしたい。中学生がトラウマになるような、過激な映画にしたいね」と意欲を見せている。クランクインは今月下旬で、今年3月まで撮影する見通し。(毎日新聞デジタル)