マンガ質問状:「のんのんびより」 “にゃんぱすー”誕生は作者のノリから

アニメ マンガ
「のんのんびより」6巻

 話題のマンガの魅力を担当編集が語る「マンガ質問状」。今回は、テレビアニメも人気の、あっとさんのマンガ「のんのんびより」です。KADOKAWAのコミックアライブ編集部に作品の魅力を聞きました。

 −−この作品の魅力は?

 「のんのんびより」は、田舎を舞台に4人の少女が繰り広げるまったりゆるゆるなライフコメディーです。のんびりした田舎ならではの、伸び伸びとしたキャラクターたちのやり取りに癒やされること間違いなしですので、ぜひ仕事などで疲れているときこそ読んでいただきたいです! また、可愛いキャラクターももちろんなのですが、あっと先生による背景の描き込みの緻密さも必見です。「のんのんびより」は、あっと先生お一人で描かれているのですが、カケアミを描き過ぎてけんしょう炎になることもあるくらい気合が入っています!!

 −−作品が誕生したきっかけは?

 「のんのんびより」が生まれるまでにはいろいろな経緯があったのですが、まず、“女の子たちが日常で楽しく過ごしている”というテーマは、あっと先生の新人賞投稿作の影響が大きかったです。「橘さん家の三姉妹」という作品だったのですが、新人賞に投稿していただいたこちらの作品を、「こあくまメレンゲ」連載後のタイミングで代原として誌面に掲載させていただいた際に、読者アンケートで好評だったんですね。それと、「こあくまメレンゲ」連載中に読み切りで「とことこ」という作品を描いていただいたのですが、そのころからあっと先生の背景の描き込み量で覚醒が起こっておりまして……(笑い)。それを踏まえまして、それまでは4コマだったのですが、背景を生かすためにショート形式の作品を作ることになりました。大きくはその2作品の存在があって、「のんのんびより」が生まれました。

 −−4人のキャラクターが生み出されたきっかけは?

 キャラクターを作っていただく際に、編集部サイドからは「メインは4人に」とだけリクエストしたところ、あの4人が生まれました。なお、読者視点のキャラクターが必要ですので、蛍については一般人ポジションとして、転校生として登場させてほしいとお願いしました。あと、蛍を百合にしようともご提案させていただきました(笑い)。また、れんげの髪の毛は担当希望で最初金髪だったのですが、あっと先生から逆に銀髪で提案いただいて今の姿になりましたね。

 −−れんげのあいさつ「にゃんぱすー」の言葉が作られたのはどういう経緯からでしょうか。 

 完全にあっと先生のノリです(笑い)。アニメ化に際して、ツイッターで発言する際に、印象に残ってつぶやきやすい言葉を……ということで作品の中から選んだのですが、ここまで広まると思ってなかったので正直驚いています……!

 −−編集者として作品を担当して、今だから笑えるけれど当時は大変だった、もしくはクスッとしたナイショのエピソードを教えてください。

 体力的に大変だったのは、今年の夏に開催した先行上映会です。スタッフも雇わずに社内の編集部と映像事業部で協力して開催したのですが、猛暑の中の体育館が会場でしたので、もう暑くて暑くて。編集長にもパイプいすを並べてもらいました(苦笑)。それまでも、たくさんの方にご協力いただいてきた作品で、皆さんのおかげでここまで広がったと思います。

 −−今後の展開は?

 今後ですが、アニメのパッケージの第1巻が12月25日に発売になりつつ、原作側でも展開を予定しております! まず、来年1月23日には、「のんのんびより 公式アンソロジー」と、あっと先生のデビュー作「こあくまメレンゲ」の新装版が同時発売となります!! 公式アンソロジーの方は、カバーイラストを「きんいろモザイク」の原悠衣先生にお願いできまして、とても可愛いイラストとなっております。また、内容についても20人以上の方に参加していただけて、読み応えのある内容となりました。「こあくまメレンゲ」の方も本編に加えて、「のんのんびより」の前身となった読み切り「とことこ」も収録しておりますので、「のんのんびより」ファンにも楽しんでいただける内容になっていると思います。

 そして、こちらも既に告知させていただいておりますが、「のんのんびより(7) AD付き特装版」が2014年7月23日発売を予定しております。アライブ本誌でも引き続き情報を出していきますので、ぜひぜひチェックしていただければ!!

 −−読者へ一言お願いします。

 テレビアニメを通じて、「のんのんびより」という作品がより多くの方に楽しんでいただけるようになって、本当にありがたく思っております! アニメはいったん12月で一区切りつきますが、作品的に今後も変わらずのんびりまったりと進んでいくと思いますので(笑い)、引き続き「のんのんびより」という作品を通じて楽しんで、癒やされていただけますと幸いです。来年もいろいろと展開されますので、どうぞよろしくお願いいたします!!

 KADOKAWA コミックアライブ編集部

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