ガッチャマンクラウズ:内田真礼&小岩井ことりが語るアフレコの裏側

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 70年代の名作アニメから生まれ、昨年7~9月に日本テレビなどで放送されたアニメ「GATCHAMAN CROWDS(ガッチャマンクラウズ)」のブルーレイ・DVDボックスが22日発売される。高い人気を受け、既に第2期の制作も決まっている話題作で、主人公の一ノ瀬はじめを演じた声優の内田真礼さんと、うつつ役の小岩井ことりさんに収録時の思い出を振り返ってもらった。

 「ガッチャマンクラウズ」は、2015年初夏の東京都立川市を舞台に、超科学を持つ宇宙人に力を与えられた影のエージェント「ガッチャマン」の活躍を描いた作品。日本テレビでは、金曜深夜2時帯の放送にもかかわらず、3%近い視聴率を記録するなど人気を集めた。

 SFアニメの金字塔「ガッチャマン」の名前を冠した作品への主演に抜てきされた内田さん。「お母さんがちょうど“世代”だったみたいで、『期待してるよ』と言われて重荷に感じたこともあった」と当初はプレッシャーもあったというが、「一人でやっていたわけでないし、チーム全体で頑張ってきたので、アフレコも楽しかった」と笑顔をみせる。

 内田さんが演じるはじめは、マイペースながらエネルギッシュな性格で、一見暴走しているように見えるものの、最終的にさまざまな問題を解決していくというなかなか理解しづらい難役。「最初は、『はじめはこう(いうキャラ)』みたいなことを頭に入れて世界観に入ろうとした」という内田さんだが、途中からプランを立てないで他の方のお芝居を見ながら演じる方がいいかもしれないと考えて、「頭の中で組み立てずに(自然に)出てきたものに従っていった」と振り返る。

 一方の小岩井さんが演じるうつつも、自分の能力を恐れるあまり他人との距離を縮められず、仲間ともほとんど会話をしないというくせのあるキャラクターだ。しかし、小岩井さんは「(内田さん演じる)はじめちゃんは最初から完成されたキャラだけど、うつつは変わっていくさまを表現するためのキャラ。見ている人も一緒に成長していけるのでは」と分析。普段は水着を着ているという設定もあって、あまりにも特殊なイメージが出過ぎると「ただのアニメキャラになってしまう」と考えて、親戚の高校生の女の子の要素も取り入れたという。

 関係者の話によると、中村健治監督をはじめとしたスタッフの強いこだわりもあって、アフレコは大いに難航。最初のアフレコではアバン(冒頭部)だけしか収録できなかったほか、制作が間に合わず収録の予備日まで使い切るほど。しかし、内田さんと小岩井さんは声優陣のチームワークは抜群だったと口をそろえる。

 互いの印象について聞いてみると、内田さんは小岩井さんについて「おとなしそうな子だなという感じで、(スタジオでの)席が遠かったこともあって現場でもなかなかしゃべる機会がなかった。でも『よし、行こう!』と思ってメールアドレスを聞きにいってやっとしゃべれたんですよ」と笑う。今も印象は変わらないといい、「おしとやかで、私にはないものを持っている」と語る。

 小岩井さんは内田さんについて「お嬢様っぽい感じだと思っていたんですが、いざ話してみると男前でリーダーっぽい」と話す。「打ち上げで『ケーキ取りに行こうよ!』と誘ってくれたりして、私をぐいぐい引っ張ってくれる。本当にありがとうございます」と笑顔をみせる。

 アバンだけしか収録できなかった最初のアフレコから、「本当に苦しかった」というスペシャル映像「#12 DC Embrace」まで、「濃密な夏の3カ月を駆け抜けた」と振り返る内田さん。小岩井さんとともに第2期制作を喜びながら、「またみんな一緒に集まれたらいいな。たぶん1期を超えるものが監督の頭の中にできていると思うので、私も一視聴者として楽しみです」と期待を寄せた。

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