北川景子:結婚後初ドラマは「新しい挑戦」 初の清張作品で“新境地”開拓へ

テレビ
松本清張原作のスペシャルドラマ「黒い樹海」に出演する(左から)沢村一樹さん、北川景子さん、向井理さん=テレビ朝日提供

 女優の北川景子さんが今春放送の松本清張ドラマスペシャル「黒い樹海」(テレビ朝日系)に主演することが29日、明らかになった。清張作品に初挑戦する北川さんはこのほど、共演の向井理さん、沢村一樹さんとともにロケ地の長野県内で会見。タレントのDAIGOさんとの結婚後初のドラマ出演となるものの、「新しい作品に入る時は、いつも新しい気持ちだから、いつもと変わらないですね」とさらりと語り、「清張作品には人の深層心理を描く作品が多いイメージがあったので、今までとは全然テイストも違って、新しい挑戦になると思う」と“新境地”開拓へ意気込んだ。

 ドラマは1960年代に刊行された松本清張の長編小説「黒い樹海」が原作。「旅情ミステリーの傑作」と評されており、これまでに映画を含め5回映像化されてきた。今作は設定を現代に置き換え、よりスリリングに脚色。唯一の身内である姉・信子(小池栄子さん)を不慮の事故で亡くした笠原祥子(北川さん)が、姉が勤めていた新聞社で契約社員となって真相を探っていく……という展開。撮影は東京都内のほか、大雪で一面銀世界となった長野県大町市などで行っている。

 「最近、まくしたててしゃべったり、怒ったり、勝ち気で元気のいい役が多かった」という北川さんは、今回演じる祥子について「姉を亡くした大きな悲しみと、姉がなぜ死んだのかという謎を解き明かしたいという思いに突き動かされて、生きている。こんなにも静かで、大きなものを背負っている役は、もしかしたら初めてかもしれない」と説明。「私の役どころは派手すぎず、地味すぎず、明るくもなく、暗くもなく……。すごく普通なんです。“普通の難しさ”をすごく感じながら演じています」と“新たな挑戦”について語った。

 また、向井さんは祥子の調査に協力する新聞記者・吉井亮一役で、つかず離れずの距離で祥子をサポートするが、敵なのか味方なのか、最後まで謎を秘めているというミステリアスな役どころ。北川さんとは2011年公開の映画「パラダイス・キス」の撮影以来、「6、7年ぶり」の共演となるが、2人は「あまり変わらない」と笑顔で声を合わせ、向井さんは「お互いにプライベートで変化を経験したので、『あの時からは考えられない!』という話はしてました。不思議な感じですね」としみじみと語った。

 一方、沢村さんが演じるのは、信子の死に関与した可能性がある“容疑者”の一人、著名な小児科医・西脇満太郎で、妻がありながら女性たちと遊び歩き、祥子にも頻繁に誘いをかける二面性のある男。初共演の北川さんからは「(現場に)いらっしゃるだけで、こんなに重厚な感じになるんだ。すごいなと思いました」と称賛されたが、「まだ現場で下ネタを言っていないので」とにやり。「最終日を終えた時には、まったく印象が変わってるかもしれないです」と白い歯を見せていた。

 中川慎子プロデューサーは「今回の『黒い樹海』は、今最も輝いている女優! 北川景子さんを主演に迎えお届けします。松本清張ならではの人間の業と欲が渦巻く世界。その中で果敢にわたりあっていくヒロインを、北川さんが新境地ともいうべき“大人の女性の静かな迫力”とともに見事に演じきってくださっています。清張作品のニューヒロイン誕生をどうぞお楽しみに!」とアピールしている。

 ドラマには、ほかに、鈴木浩介さん、酒井若菜さん、江口のりこさん、室井滋さん、山本未來さん、六平直政さん、尾美としのりさん、麻生祐未さん、古田新太さんら豪華キャストが集結。祥子を取り巻く一癖もふた癖もある人物を演じる。

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