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桐谷健太:生田斗真がトランスジェンダー役演じ「どんどんきれいに」

映画
名古屋市内で映画「彼らが本気で編むときは、」について語った桐谷健太さん(左)と荻上直子監督

 俳優の桐谷健太さんが9日、名古屋市内で出演する映画「彼らが本気で編むときは、」(荻上直子監督、25日公開)の会見を行った。生田斗真さんが演じる、体の性と心の性が一致しない「トランスジェンダー」の女性リンコを支える恋人という難役に挑戦した桐谷さんは「僕にとって、今までとは違うところに連れて行ってくれる“ゴーイングポイント”になる作品」といい、撮影を「斗真(生田さん)が、どんどんきれいになっていった」と振り返った。

 映画は、「かもめ食堂」などで知られる荻上監督の5年ぶりとなる最新作。リンコ(生田さん)と、恋人のマキオ(桐谷さん)、孤独な小学5年の少女トモ(柿原りんかさん)の心温まる日々を描いている。トモは母のヒロミ(ミムラさん)と2人暮らしをしていたが、ある日、ヒロミが男を追って姿を消す。トモが叔父のマキオの元へ向かうと、リンコが温かく迎えてくれ、トモは戸惑いながらも信頼を寄せていく。3人で過ごす時間は至福のものとなるが、突然、ヒロミが帰ってきて……というストーリー。

 桐谷さんは、ともに難役に挑戦した生田さんについて「すごく大変だったと思うんです。精神面も、フィジカルな部分も。脚の位置や見え方、肩幅が大きく見えないようにとか……。一生懸命やっていて、どんどんきれいになっていった」と振り返る。

 時には荻上監督から「男同士の友情に見える」とダメ出しをされることもあり、生田さんが女性スタッフにしぐさなどを注意される姿を見て「支えてあげたいという思いが(芽ばえた)。『斗真の心が折れたらあかんぞ』と思いましたし、この映画にとって斗真が美しく見えることがすごく大切なこと。それを手伝えればと思って、ずっとそばにいて声をかけたりとか(しました)」と明かした。

 荻上監督は「この5年間に、何度も脚本を書いて、ボツになったり、成立しなかったりということが続いた。書くたびに必ずセクシャルマイノリティー(LGBT)の登場人物が出てきていて、ずっと自分では気にしているんだなというところがあった」と振り返り、ある日、新聞に掲載されたセクシャルマイノリティーの女性とその母親の記事を読み「記事を読んだことで、それを中心に持ってこようと、腹をくくった」という。

 一方で、「生田さんが女の子になっているということに目が行きがちだったり、LGBTの映画と言われがちだったりするけれど、そうではない。『いろんな人がいていいよね』と確認したかった映画です」と映画に込めた思いを語った。映画は25日公開。

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