ジョン・カビラ:アカデミー賞授賞式の魅力語る 作品賞の最有力は?

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WOWOWの生中継番組「生中継!第89回アカデミー賞授賞式」で高島彩さんとともに案内役を務めるジョン・カビラさん

 世界最高峰の映画の祭典「第89回アカデミー賞」授賞式が27日(日本時間)に米ロサンゼルスのドルビー・シアターで開かれる。WOWOWの生中継番組「生中継!第89回アカデミー賞授賞式」で高島彩さんとともに案内役を務めるジョン・カビラさんに、今年のアカデミー賞授賞式の見どころや注目作などについて聞いた。

 ◇11回目の案内役に「こんな幸せなことはない」

 アカデミー賞授賞式は、今回が11回目の案内役となるカビラさん。「本当にありがたいですね。それしかないです」といい、「本当にマジカルな空間を皆さんと見られて、ちょっとだけお手伝いができる。こんな幸せなことはないですね」と喜びを語る。

 「時空を超えて思いを表現する、映画の素晴らしさをたたえる瞬間を共有できる」とカビラさんはアカデミー賞授賞式の魅力を表現する。さらに「アメリカの歴史が大きく動いて、皆さん不安に思っているのが多いかもしれませんが……」と切り出し、「不安とか分断とかを感じさせない、エンターテインメントの総合芸術のトップを切る映画の世界で、願わくば融和を感じさせる、明るい未来を感じさせる授賞式であってほしい」と授賞式への思いを語るカビラさん。「いろんな思いはあるだろうけれど、心が動く瞬間をみんなが共有できるのが映画。その力を垣間見られるような授賞式だとうれしいですね」と希望を語る。

 ◇注目は「ラ・ラ・ランド」 その魅力は…

 ノミネートはバラエティー豊かなラインアップになった作品賞。カビラさんは「このそろい方はすごいですよね。SFもあればドラマもあれば、戦記物、犯罪ヒューマンドラマもある」と興奮気味に話し、「セッション」(2014年)のデイミアン・チャゼル監督のミュージカル映画「ラ・ラ・ランド」に注目する。最多13部門14ノミネートの話題作だ。「『ラ・ラ・ランド』は驚きましたね。(試写を見て)立ち上がりたくなったんですよ。立ち上がって拍手。こう(来るん)ですか、と。チャゼルすごいな、と」と魅力を熱弁する。

 「ラ・ラ・ランド」は、それぞれの夢を追い求める男女が出会う……というストーリー。カビラさんはそれを「永遠のテーマ」といい、「夢をかなえたい人間の欲求とあくなき葛藤。でも実際、本当に夢をかなえられるのか。いろんな形で、夢にまつわる人間の葛藤がうまく織り込まれている」と絶賛する。

 俳優では「フェンシズ」で助演女優賞にノミネートされているビオラ・デイビスに注目する。「鬼気迫る演技ですね。感情を爆発させるシーンがあるんですけれど、これはわしづかみの演技でした」と興奮した様子で語る。

 ◇驚き、ハラハラいかに共有できるか

 アカデミー賞授賞式の魅力とは? カビラさんは「見ている皆さんと一緒なんですよね。ステージに立っているわけでもないので。驚きとハラハラを、いかに皆さんと共有できるのかっていうのが仕事ですよね。ワクワクするのをそのまま表現するのと同時に、例えば、長年やらせていただいているバックグラウンドから、『これはこういう意味合いが』とか、勝手ながら行間を読ませていただいて。より詳しい(スタジオゲストの映画評論家の)町山(智浩)さんと一緒に、危なげなく盛り上げていきたいですね」と笑顔で意気込みを語った。

 アカデミー賞授賞式の模様は27日午前10時からWOWOWプライムで生中継。同日午前9時からは、レッドカーペットの生中継を無料放送する。また、27日午後9時から同じくWOWOWプライムで字幕版を放送する。

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