菜々緒:大河ドラマ初出演に「緊張とプレッシャー」 悪女の起用に納得

テレビ
NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」に徳川家康の妻、築山殿(瀬名)を演じている菜々緒さん=NHK提供

 女優の菜々緒さんが、柴咲コウさん主演のNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」に、徳川家康(阿部サダヲさん)の妻で、夫をやり込める強気の築山殿(瀬名)の役で出演している。「普段から悪女役を演じることが多いので、オファーに納得した」と笑う菜々緒さんに、初出演の大河ドラマについて、役への思いなどを聞いた。

 「おんな城主 直虎」は56作目の大河ドラマ。激動の戦国時代に男の名を名乗り、井伊家の家督を継ぎ“おんな城主”となった女性・井伊直虎の生涯を描く。直虎は、幕末の大老・井伊直弼(なおすけ)の先祖で、徳川家康の重臣・井伊直政の養母にあたる人物。井伊家当主・直盛の一人娘として生まれるが、幼くして許婚(いいなずけ)と生き別れ、その後、出家。やがて男の名で家督を継ぎ、今川、武田、徳川が領地を狙う中、知恵と勇気を頼りに、仲間と力を合わせて国を治め、幼い世継ぎの命を守りながら生き延びていく……というストーリーだ。

 ◇着物が重くて…

 初の大河ドラマに挑んだ菜々緒さんは「話をいただいたときにはうれしかった。ただ緊張とプレッシャーはありました。台本を読み込み、歴史の解釈をしながら、自分の中で役を取り込んでいく準備をした」と話す。さらに「所作や衣装も現代と違う。最初の(出演時の)能を踊るシーンもそうですが、初めて挑戦することが多かった」と振り返りながら、着物が重くて正座から立ち上がる動作が苦手とこっそり明かす。

 徳川家康の正妻として知られる築山殿(ドラマでは瀬名)。最後に天下を取る家康だが、「おんな城主 直虎」の時代では、今川家の人質として始まる。築山殿は今川家の力をバックに、家康に対して強気の立場だ。築山殿は嫉妬深く、徳川家康も恐れたという悪女のエピソードで知られる。史実では、今川家から独立した徳川家の中で孤立し、織田信長に内通を疑われて、家康の手で愛息と共に殺される……という悲劇的な結末を迎えたとされる。

 菜々緒さんは、築山殿について「実は(彼女の最後について)はっきりとした資料がないし、諸説ある。だからドラマでどう描かれていくのかも興味がある」と話す。また自身の最後について「遂げ方が(悪女とそうでない)二通りあるわけで、私も『どっちかな?』と思っている。持ち前の悪女を発揮できたら、それはそれでいいと思うし、悲劇的な最後も新境地になって私の新しい一面を見せていけるのではと思うので、今後どうなるか楽しみです」と意気込む。

 ◇主演・柴咲コウは「本当にきれい」

 築山殿は、劇中で柴咲さんが演じる直虎の親友役だ。菜々緒さんは「強さという部分で2人は似ている部分がある」と分析。そして直虎を演じる柴咲さんについて「本当にきれい。(柴咲さんを)じっと見たいのですが、失礼なので極力控えている」と笑う。

 そして自身が演じる築山殿について「年上の女房で、(家康に)『三河のぼんやり』とニックネームをつけたり……。立ち位置は阿部さん(家康)より圧倒的に上。昔も鬼嫁というものは存在するけれど、いつの時代も女性は強い生き物(笑い)」と話しながら、家康を叱咤(しった)したり、弱音をはく家康を激励していることも紹介。夫婦間についても「掛け合いもコミカルに描かれていて、箸休め的な、見ている人にホッとしていただけるシーン」と説明する。

 さらに「母との約束を大事にしている思いやりのある強い女性とも思っている」と明かしながら、築山殿を演じることについて「喜怒哀楽もあるので演じるのが楽しい。彼女の最後がどうなるか、自分がどう演じていくのかも含めて楽しみです」と前向きに語った。

 NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」はNHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。

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