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清原果耶:朝ドラで脚光の注目女優は「負けず嫌い」 映画「3月のライオン」で熱演

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映画「3月のライオン」でひなたを演じている清原果耶さん

 俳優の神木隆之介さん主演で公開中の映画「3月のライオン」(大友啓史監督)の後編で、主人公のプロ棋士・桐山零が出入りするようになる川本家の次女・ひなたを演じている女優の清原果耶さん。穏やかな雰囲気を漂わせながら、いじめの標的になっても必死で立ち向かう芯の強い面を見せるなど、感情豊かなひなたを熱演している。NHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あさが来た」で女優デビューして脚光を浴び、ドラマや映画など活躍の場を広げている注目女優の一人である清原さんに、今回の作品や現在の活躍、今後について話を聞いた。

 ◇ビジュアルは「まったく似てない」 ひなたの内面の強さに共感

 映画は、羽海野(うみの)チカさんの人気マンガを実写化した作品で、前後編の2部作。ある日、同じ下町に住む川本家の3姉妹と出会った零が、数々の対局と温かな人々との交流を通じて、棋士として、人として、ある覚悟を決めていく。清原さんは長女・あかり役の倉科カナさん、三女・モモ役の新津ちせちゃんと“川本3姉妹”を演じている。

 ひなたは、思いやりと正義感にあふれた心優しい女の子。原作を読んだ清原さんは「優しくて明るくて、芯が強い。キラキラやふわふわなオーラをまとった女の子」とひなたの印象を語る。人気原作の実写化作品に出演するのは初めてで、「キャラクター通りにしなきゃいけない」というプレッシャーはあまり感じなかったというものの、「表情がコロコロ変わったり、泣いたり笑ったりがすごく激しい子だったので、ちゃんと演じ分けしなきゃなという心配はありました」と打ち明ける。

 役が決まった時は「ビジュアル的にはまったく似ていないと思って、どうしようと思った」と率直な心境を明かす。ただ、いじめの標的になっても自分を曲げない強さを持つひなたとは「内面で通じるところもある」とも語る。「ひなたっていじめられていることを家族にも知られたくなくて、悟られないように振る舞う。そういう、自分の中の負けず嫌いさは似ているかなと。私も負けず嫌いだったりするので」と笑う。

 原作のイメージを頭に入れつつ、現場で大友監督と細かい修正を加えて作り上げていった。「ひなちゃん、もうちょっと大げさに笑ってみる?とか、細かい修正をいただいて、撮影と役作りが同時進行でした」「撮影オールアップ、と言われたときに、やっとひなたになったんだなと思いました」と充実した表情で語る。ちなみに、将棋は小学校3年生ごろ、祖父とよく指していたといい、「劇中では将棋と関わってないんですけど、やりたいなという感覚が戻ってきました」と楽しそうに語る。

 ◇マイペースな注目女優 「お芝居することが幸せ」

 これまで、女優デビューを果たした「あさが来た」で注目されて以降、NHKのドラマ「精霊の守り人(シーズン1)」や映画「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」(2016年)に出演するなど活躍の幅を広げており、今後、さらなる飛躍が期待される注目の女優の一人。

 だが、自身は今の状況について「親に勧められて(芸能界に)入ったわけじゃなくて、楽しいという理由でお芝居しているので、(今の状況などを)あまり自分では考えたことがなくて。注目されているとか、まったく思ったことないです」とマイペースに語る。「どういうふうに思われているかな、とか、確かに気にはなりますけど、自分が楽しいから、今はいいやって感じで頑張っています(笑い)」と自然体だ。

 女優としてさらに飛躍するために、やるべき課題も自らに課している。「なんでも大げさにやってみるということを最近モットーにしています。ひなたって、泣いたり笑ったり激しいじゃないですか。そういう激しいお芝居がもともとすごく苦手で……。この現場でも泣いたり笑ったりがすごく難しいと感じたので、振り幅を大きくしようと思って」と明かし、今後は殺気立った役など「個性的な役にも挑戦してみたいなって思っています」と意欲的だ。

 今はとにかく「演じることが楽しい」という清原さん。「お芝居をすること自体が今の私の楽しみだったり、幸せだったりする。どんな役でも挑戦したいなって思っています」と明るく語っていた。

 <プロフィル> きよはら・かや。2002年1月生まれ、大阪府出身。「あさが来た」で女優デビューし、ドラマ「精霊の守り人(シーズン1)」「毒島ゆり子のせきらら日記」、映画「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」(16年)などに出演。女子小中学生向けファッション誌「nicola(ニコラ)」(新潮社)の専属モデルも務めている。

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