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注目映画紹介:「こどもつかい」 滝沢秀明が子供の霊を操り悪い大人を懲らしめるホラー作品

映画
映画「こどもつかい」のメインビジュアル (C)2017「こどもつかい」製作委員会

 俳優の滝沢秀明さんの初主演映画「こどもつかい」が17日から新宿ピカデリー(東京都新宿区)ほかで公開される。滝沢さん演じる謎の男“こどもつかい”が、子供たちの霊を操り、悪い大人たちを成敗していくホラー作品。“こどもつかい”の外連味(けれんみ)あふれる扮装(ふんそう)と、滝沢さんのワイヤアクション、“こどもつかい”に操られ登場する子供たちの不気味さに目を見張った。「Hey!Say!JUMP」の有岡大貴さん、その恋人役の門脇麦さんと、“こどもつかい”の対決も見どころだ。

 郊外で起きた連続不審死事件を追っていた新聞記者の江崎駿也(有岡さん)は、どの事件も子供失踪3日後に子供の周囲の大人が死んでいること、戻って来た子供たちが意味不明の歌を口ずさんでいたことに着目。駿也と同棲(どうせい)中の恋人で保育士の原田尚美(門脇さん)は、勤務先の保育園に通う少年、笠原蓮(中野遥斗くん)から、ふとしたことで怨みを買ってしまう。蓮が例の歌を口ずさむのを聞いた駿也は、尚美にも“こどもの呪い”がかけられたことを悟る。やがて駿也と尚美の前に、謎の男“こどもつかい”(滝沢さん)が現れ……というストーリー。「呪怨」(1999年)やその米リメーク版「THE JUON/呪怨」(2004年)の清水崇監督がメガホンをとった。

 “こどもつかい”の“ハーメルンの笛吹き男”のような異様な扮装もさることながら、その笛の音に合わせてワラワラと現れる子供たちの不気味さに度胆を抜かれた。滝沢さんが見せるワイヤアクションはサーカスの演目を見ているようで、ダイナミックな動きに魅了された。

 一方で、ミステリアスでありながらどこか滑稽(こっけい)さも持つ“こどもつかい”の言動が時折、笑いを誘う。ホラー一辺倒ではなく、幅広い層が楽しめる作品になった。子供の叫びをくみ取り、大人たちに復讐(ふくしゅう)していく“こどもつかい”は、やっていることは歓迎できないが、彼なりの“正義”もあり、肩入れしたくなった。(りんたいこ/フリーライター)

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