三浦友和：17年ぶり連ドラ主演　黒木瞳、前田敦子らと“就活家族”に

　俳優の三浦友和さんが、来年1月スタートの連続ドラマ「就活家族～きっと、うまくいく～」（テレビ朝日系、木曜午後9時）に主演することが10日、明らかになった。三浦さんが連続ドラマに主演するのは、2000年に放送された「それぞれの断崖」（テレビ東京）以来、約17年ぶりで、テレビ朝日では初めて。三浦さんの妻役で黒木瞳さん、娘役で前田敦子さん、息子役で工藤阿須加さんも出演。前田さんと工藤さんがテレビ朝日の連続ドラマに出演するのは初めて。

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　就職活動（就活）をテーマに、三浦さん演じるエリート会社員の父・富川洋輔、黒木さん演じる私立中学で国語教師をしている母・水希、前田さん演じる宝飾メーカー勤務の長女・栞、工藤さん演じる就職活動中の大学生の長男・光という一家が、それぞれの理由で就活しなければいけなくなる姿をユーモアとミステリーを交えて描くホームドラマ。脚本は「華麗なる一族」（TBS系）、「WATER BOYS」（フジテレビ系）などの橋本裕志さんが務める。

　三浦さんは「テレビドラマでは真面目で堅物な役が多かったので、（今回演じる主人公は）皆さんが抱く私のイメージから少しかけ離れたものになるかもしれません。いい意味でみなさんを裏切るような主人公を演じたい」と意気込み、ドラマについては「面白い物語だなと思いました。“就活”って学生のものというイメージがありますが、現代ならばどの世代に起きてもおかしくはないですよね。ましてそれが4人家族全員に降りかかるというのが、とても奇抜で面白い」とコメントしている。

　また、黒木さんとは04年公開の劇場版アニメ「Mr．インクレディブル」の日本語吹き替え版以来、13年ぶりの夫婦役で「この作品が久々にがっつり組んでの共演になりますので、楽しみにしています」と語っている。黒木さんも「実写では初めての夫婦役です（笑い）」と明かし、「はじめまして、ではないので“長年連れ添った夫婦感”を出せれば」と語っている。

　長女役の前田さんは「（三浦さんと黒木さんが）お父さん、お母さんなんて理想の家族ですよね！　そばにいるだけですごく安心できるというか……。でも初対面はとても緊張しました。なかなかできない経験をさせていただくので、この撮影期間を大切に過ごしたいです」と抱負。

　長男役の工藤さんは「三浦友和さんがお父さん、黒木瞳さんがお母さんと聞いたときは、楽しみな気持ちと同時にとても緊張しました。なるべく気負わず、ナチュラルな部分を出していけば、いい家族像が作っていけるのではないかと思います」とコメント。「僕は5人兄弟の一番上なので、お兄ちゃんかお姉ちゃんに憧れていたんです。今回はお姉ちゃんができてうれしかったのですが、なんと前田敦子さんは僕と同い年でした（笑い）」と明かしている。

　ドラマは2017年1月から毎週木曜午後9時放送。