キンプリ:韓国でアニメ最長上映記録を更新 動員9万人突破

「KING OF PRISM by PrettyRhythm」のビジュアル(c)T-ARTS/syn Sophia/キングオブプリズム製作委員会
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「KING OF PRISM by PrettyRhythm」のビジュアル(c)T-ARTS/syn Sophia/キングオブプリズム製作委員会

 “応援上映”も話題の劇場版アニメ「KING OF PRISM by PrettyRhythm」(略称・キンプリ、菱田正和監督)が、韓国で公開15週目を迎え、同国で上映された日本のアニメ作品としては最長上映記録を更新したことが分かった。昨年公開された「ラブライブ!The School Idol Movie!」(京極尚彦監督)の公開14週の記録を上回った。

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 同作は、韓国では8月11日から上映中。公開100日で観客動員数が9万人を突破するなど人気で、関係者は「韓国国内でも日本での盛り上がりを受けて実施されている“プリズムアフレコ応援上映”が口コミで話題を呼んでおり、年内には(動員数が)10万人を突破する見込み」と話している。

 「キンプリ」は、2013年4月~14年3月に放送された女児向けテレビアニメ「プリティーリズム・レインボーライブ」のスピンオフで、男性キャラクターのコウジ、ヒロ、カヅキたちが歌とショーに懸ける姿を描いている。1月9日に公開され、わずか14館での公開という小規模でのスタートで、公開2週目には9館に減少したが、口コミで話題となり、延べ上映館数が130館以上にまで拡大。興行収入が8億円、観客動員数が48万人を突破し、10カ月以上のロングラン上映が続いている。映像に合わせて、観客が声を上げたり、サイリウムを振って楽しめる“応援上映”も人気を集めている。

 新作「KING OF PRISM -PRIDE the HERO-」が17年6月に公開される。

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