谷口ジローさん:「グランドジャンプ」で追悼記事 夢枕獏が思い明かす 萩尾望都原作の幻の企画も

「グランドジャンプ」7号に掲載された谷口ジローさんの追悼記事(C)谷口ジロー/集英社
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「グランドジャンプ」7号に掲載された谷口ジローさんの追悼記事(C)谷口ジロー/集英社

 1日発売のマンガ誌「グランドジャンプ」(集英社)7号に、2月11日に亡くなったマンガ家の谷口ジローさんの追悼記事が掲載された。

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 谷口さんは「孤独のグルメ」「『坊っちゃん』の時代」などで知られるマンガ家で、追悼記事では、作家の夢枕獏さんの特別寄稿を掲載。夢枕さんは、萩尾望都さん原作、谷口さん絵の「ゴッホと北斎」という幻の企画の存在を明かし、「もう一回、谷口さんと一緒に仕事をしたかった。たまらん、涙。」と締めくくっている。

 また、集英社では、夢枕さん原作、谷口さんマンガの「神々の山嶺(いただき)」の愛蔵版コミックス、コミック文庫に、追悼文などが書かれた帯を巻いて3月下旬から販売する。帯には、夢枕さんの「おい、谷口ジローはここに生きているぞ。たまらん、涙。」というメッセージが添えられる。

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