明治神宮外苑アイススケート場(東京都新宿区)が6日、テレビアニメ「ユーリ!!! on ICE」に登場するスケートリンク「アイスキャッスルはせつ」風の空間に“変身”した。アニメの舞台とされる佐賀県とのコラボ「サーガ!!! on ICE」の一環で、スケートリンクに「アイスキャッスルはせつ」のロゴが飾られ、描き下ろしイラストの等身大パネルやフォトスポットを設置。アニメで、主人公・勝生勇利とユーリ・プリセツキーが「アイスキャッスルはせつ」で激突した際に制作された「温泉onICE」のポスターも展示されている。12日まで。
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アニメの主人公・勇利の出身地の九州・長谷津町という架空の町は、佐賀県唐津市がモデルになっており、アニメには佐賀県の風景、名産品がたびたび登場することからコラボが実現した。スケートリンクには「アイスキャッスルはせつ」のロゴのほか、アニメと同様に「牧のうどん」「ドライブイン鳥」の広告も飾られている。フォトスポットでは、採点結果を待つ場所「キスアンドクライ」に座る勇利とヴィクトル・ニキフォロフのパネルと撮影を楽しめる。
来場者には、アニメのゆかりの地を紹介する聖地巡礼マップをプレゼントするほか、11、12日限定で、佐賀県産の食材を使った限定コラボフードのおにぎり(230円)を提供。コラボフードの購入者にはオリジナルコースターをプレゼントする。また、佐賀県内でもグッズを販売するなどコラボキャンペーンが5月7日まで実施される。
佐賀県政策部広報広聴課の担当者は「10月末くらいから唐津市を訪れるファンが増え始め、年末年始にはたくさんのファンに唐津市を訪れていただきました。今回のコラボをきっかけに、佐賀県にさらに興味を持っていただければ」と話している。
フィギュアスケートがテーマの「ユーリ!!! on ICE」は、日本中の期待を背負って挑んだグランプリファイナルで惨敗し、故郷・九州に帰ることになった勇利が、“生ける伝説”のヴィクトル・ニキフォロフをコーチに迎え、グランプリシリーズに挑む……というストーリーで、2016年10~12月に放送。「モテキ」などのマンガ家の久保ミツロウさんが原案、脚本原案、キャラクター原案を担当し、「LUPIN the Third -峰不二子という女-」などの山本沙代さんが原案、監督、シリーズ構成を務めた。
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