アニメ1週間:アニソン定額配信サービスが誕生 アニメジャパン2017が開催

「AnimeJapan2017」で自慢のコスプレを披露したコスプレーヤー
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「AnimeJapan2017」で自慢のコスプレを披露したコスプレーヤー

 1週間のアニメのニュースをまとめて紹介する「アニメ1週間」。今回(19~25日)は、世界初となるアニソンのスマートフォン向け定額配信サービス「ANiUTa(アニュータ)」がスタートしたニュース、国内最大級のアニメ展示会「AnimeJapan(アニメジャパン)2017」関連の話題などが注目された。

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 21日、女優ののんさんが、池波正太郎の人気小説シリーズ「鬼平犯科帳」が原作のテレビアニメ「鬼平」(テレビ東京ほか)に声優として出演することが明らかになった。劇場版アニメ「この世界の片隅に」(片渕須直監督)でヒロイン・すずの声優を務めたことも話題になったのんさんは、「鬼平」の第12話「あきれた奴」でゲスト声優を務め、テレビアニメの声優に初挑戦した。

 22日に発表されたオリコン週間ブルーレイディスク(BD)ランキング(27日付)によると、声優で歌手の三森すずこさんのライブBD「MIMORI SUZUKO LIVE TOUR 2016 “GRAND REVUE” FINAL at NIPPON BUDOKAN Blu-ray」(15日発売)が、発売初週に約4000枚を売り上げ、初登場で自己最高となる総合部門の8位にランクインした。

 22日、人気ライトノベル「ソードアート・オンライン(SAO)」(電撃文庫)の初の劇場版アニメ「劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-」(伊藤智彦監督)の興行収入が、20億円を突破したことが明らかになった。2月18日に公開され、3月21日時点で、興行収入が約20億2700万円、観客動員数が約143万9000人を記録した。映画週末観客動員ランキング(興行通信社調べ)で、公開から5週連続でトップ10入りするなどヒットしている。

 24日、「.hack//Quantum」「ばからもん」などの橘正紀さんが監督、「コードギアス 反逆のルルーシュ」などの大河内一楼さんがシリーズ構成、脚本を手がけるオリジナルアニメ「プリンセス・プリンシパル」が制作され、今夏に放送から放送されることが分かった。女子高生のスパイの活躍を描くアニメで、「キノの旅 -the Beautiful World-」などの黒星紅白さんがキャラクター原案、「魔法少女まどか☆マギカ」などの梶浦由記さんが音楽を手がけ、「天体のメソッド」などのStudio 3Hz、「ガールズ&パンツァー」などのアクタスが制作する。

 24日、アニソンを扱う国内のレコード会社、関連企業が新会社「アニュータ」(東京都渋谷区)を設立し、世界初となるアニソンのスマートフォン向け定額配信サービス「ANiUTa」がスタートした。月額利用料は600円。アニメ、ゲーム、ボーカロイド、特撮などのジャンルの5万曲以上がストリーミングで配信され、専用アプリで聴くことができる。新会社は、エイベックス・ピクチャーズ、KADOKAWA、ポニーキャニオン、東映アニメーション音楽出版、東宝などアニソンを扱うレコード会社、関連企業が設立した。

 25日、「アニメジャパン2017」(主催・アニメジャパン)が東京ビッグサイト(東京都江東区)で開幕した。アニプレックスなどのアニメ関連企業・団体が出展するイベントで、今年で4回目。23、24日はビジネスデーで、メインエリア会期が25、26日。今回のメインエリアは、前年の149社を上回る過去最大規模の169社が出展した。

 25日、「アニメジャパン2017」では、西尾維新さんの人気小説が原作のテレビアニメ「<物語>シリーズ」の「終物語(おわりものがたり)」が今夏、放送されることや虚淵玄(うろぶち・げん)さんが原案、脚本、総監修を務めた人形劇「Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀(サンダーボルト・ファンタジー とうりけんゆうき)」の新作「Thunderbolt Fantasy 生死一劍」が制作されることなどが発表された。

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