注目アニメ紹介:「アリスと蔵六」 不思議な力の少女と老人の出会いが世界の運命を変える

「アリスと蔵六」のビジュアル(C)今井哲也/徳間書店・「アリスと蔵六」製作委員会
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「アリスと蔵六」のビジュアル(C)今井哲也/徳間書店・「アリスと蔵六」製作委員会

 「月刊COMICリュウ」(徳間書店)で連載中の今井哲也さんのマンガが原作のテレビアニメ「アリスと蔵六(ぞうろく)」が、2日から順次スタートする。原作は第17回文化庁メディア芸術祭のマンガ部門新人賞を受賞した人気作で、想像したことを現実にする不思議な力を持つ少女が曲がったことが大嫌いな老人と出会い、やがて世界の運命を変えることになる。

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 主人公は、“研究所”と呼ばれる施設で、外の世界を知らずに育った少女・紗名(さな)。“アリスの夢”という超能力者で、研究所を脱走するが、幼く未熟なため能力を使いこなせない。途方に暮れていた紗名の前に、花屋の老人・樫村蔵六が現れる。曲がったことが嫌いな蔵六との出会いが、紗名の運命を大きく変えていく。

 世界では、超能力者が次々と現れていたが、どんな物理現象でも自在に書き換えられる紗名は能力は別格。昔気質の蔵六は、強大な能力にもお構いなく「悪いことは悪い」と説教をする。世間知らずで頑固者だった紗名は、数々の試練や心優しい人々との出会いを経て、世界の真実を知ることになる。

 「ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?」などの大和田仁美さんが紗名、「攻殻機動隊」などの大塚明夫さんが蔵六を演じるほか、声優として豊崎愛生さんや小清水亜美さんらも出演。「とある魔術の禁書目録」などのJ.C.STAFFが制作する。放送はTOKYO MX、サンテレビほか。

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