高畑淳子:息子溺愛キャラで連ドラ出演 Jホラーの巨匠・中田秀夫監督も絶賛

6月スタートの連続ドラマ「屋根裏の恋人」の新キャスト(上段左から時計回り)高畑淳子さん、勝村政信さん、大友花恋さん、三浦理恵子さん
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6月スタートの連続ドラマ「屋根裏の恋人」の新キャスト(上段左から時計回り)高畑淳子さん、勝村政信さん、大友花恋さん、三浦理恵子さん

 女優の高畑淳子さんが、石田ひかりさん主演で6月にスタートする連続ドラマ「屋根裏の恋人」(東海テレビ・フジテレビ系)に出演することが1日、明らかになった。高畑さんは血のつながらない息子を溺愛し、「名声欲」のために何でもする女・西條千鶴子を演じ、肌を露出させた衣装で、ベリーダンスを披露するシーンもあるという。また、勝村政信さん、三浦理恵子さん、大友花恋さんの出演も発表された。

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 高畑さんが演じる千鶴子は、主人公の衣香(石田さん)の夫・誠(勝村さん)の亡くなった父の後妻で、血のつながらない息子の誠のことを溺愛している女性。名声のためならなりふりかまわぬ、派手好きなベリーダンス講師で、高畑さんは「千鶴子はひと言で言えばとても濃い人。ベリーダンスの講師をやっていて、お庭でホームパーティをしながらみんなの前でベリーダンスを踊る感覚の人」と説明。さらに「私も素材の一つとして作品に飛び込もうとする気持ちが日に日に強くなっています。千鶴子自身にもいろいろと伏線があるようなので、そのあたりも楽しみです」と話している。

 また、演出を手掛ける“Jホラーの巨匠”中田秀夫監督が、高畑さんの登場シーンの衣装を決めた際に「この作品の世界観が見えた」とつぶやいたといい、プロデューサーの後藤勝利さんは「ジャパニーズホラーのレジェンドにそこまで言わしめた高畑さんの登場シーンは必見です。高畑さんにはその存在感で、愛と欲を重層的に描き抜くこのドラマの世界観をけん引してい っていただきたいと思っております」と期待を寄せた。

 ドラマは、2016年4月に新設された東海テレビの全国放送の深夜連続ドラマ枠「大人の土ドラ」の第8弾。平凡ながらも幸せな日々を送っていた主婦の目の前にある日、突然現れた昔の恋人が、家の屋根裏に住みつき、家族が抱えた秘密が明らかにされていくという“ドロドロ恋愛サスペンス”。石田さんが14年ぶりに連ドラの主演を務めることも話題で、今井翼さんが主人公の昔の恋人で謎に包まれた男・瀬野樹を演じる。三浦さんは主人公の親友で仕事も容姿も完璧に整える美女役、大友さんは主人公の娘役を演じる

 「屋根裏の恋人」は6月3日スタート。毎週土曜午後11時40分に放送される。

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