今週の小さな巨人:第4話 主人公が「一課長の不正」に切り込む!

日曜劇場「小さな巨人」第4話のワンシーン=TBS提供
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日曜劇場「小さな巨人」第4話のワンシーン=TBS提供

 長谷川博己さん主演のドラマ「小さな巨人」(TBS系、日曜午後9時)の第4話が7日、放送される。主人公の刑事・香坂真一郎(長谷川さん)をはじめ、香坂の上司で所轄の署長・三笠(春風亭昇太さん)や、ライバルで捜査1課の刑事・山田春彦(岡田将生さん)が、警視庁ノンキャリアの最高峰・捜査1課長の小野田義信(香川照之さん)の不正を糾弾する。香坂は妻に「警察官、辞めることになるかもしれない」と伝え、「懲戒免職の危機」という背水の陣で事件解決に挑む。

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 風見京子(富永沙織さん)殺人事件を担当する香坂は、カギを握るバーのオーナー、山本アリサ(佐々木希さん)の身柄を押さえようとして失敗したが、山田の機密書類から小野田が警察の内通者だと悟る。小野田が警察情報を大手企業のゴーンバンク社に流しているのなら……と、香坂はナカタエレクトロニクスのビルの防犯管理担当・池沢菜穂(吉田羊さん)が当初の供述を変えたことを新聞社にリークする。狙いは、記事を見て動くであろうゴーンバンク社の社長・中田和正(桂文枝さん)と小野田の会合現場を押さえること。香坂は部下の渡部(安田顕さん)ら芝署員と共に、2人の会う店に潜む……という展開。

 前週の第3話は、菜穂に風見京子の飛び降り事件に関する供述を覆されたものの、小野田の号令の下、所轄と捜査1課の合同捜査本部が立ち上がった。ところが所轄は肝心な仕事から外されてしまう。逆風の中で香坂は、最有力容疑者の中田社長の息子、中田隆一(加藤晴彦さん)のアリバイを崩すため、山本アリサの証言の矛盾点をつかんでバーに踏み込んだものの、そこはもぬけの殻だった……という展開だった。

 「小さな巨人」は、警視庁の捜査1課長を目指すエリート刑事・香坂が、小さなミスで出世の道から外されて所轄の刑事となるが、警察の体制に疑問を抱いて奮闘するという内容。「半沢直樹」や「下町ロケット」などの伊與田英徳(いよだ・ひでのり)さんがプロデュースを担当するオリジナル作。難事件解決に加え、警視庁と所轄の確執など警察内部の闘いも描く。

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