和田アキ子:「小さな巨人」で26年ぶり民放連ドラレギュラー出演

連続ドラマ「小さな巨人」にレギュラー出演する和田アキ子さん=TBS提供
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連続ドラマ「小さな巨人」にレギュラー出演する和田アキ子さん=TBS提供

 歌手の和田アキ子さんが、TBS系の連続ドラマ「小さな巨人」(日曜午後9時)にレギュラー出演することが12日、明らかになった。和田さんが民放の連ドラにレギュラー出演するのは、同局の「スクール・ウォーズ2」以来約26年ぶり。「半沢直樹」「下町ロケット」など人気作を生み出してきた「日曜劇場」枠の出演に、和田さんは「前から続けて見ていますけど、まさか自分が出演することになるとは思ってもいませんでした。しかもタイトルが『小さな巨人』!  私は現実の巨人ですよ(笑い)」 と語っている。

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 「小さな巨人」は、主演の長谷川博己さん演じる、警視庁の捜査1課長を目指すエリート刑事・香坂が、小さなミスで出世の道から外されて所轄の刑事となるが、警察の体制に疑問を抱いて奮闘する……という内容。「半沢直樹」や「下町ロケット」などの伊與田英徳(いよだ・ひでのり)さんがプロデュースを担当するオリジナル作。難事件解決に加え、警視庁と所轄の確執など警察内部の闘いも描く。

 長谷川さん扮(ふん)する香坂の最大の敵と目され、高卒ノンキャリアでたたき上げの警視庁捜査1課長・小野田義信を香川照之さん、小野田の運転担当で、東大卒ながらノンキャリアの道を選び、捜査1課長を目指す刑事・山田春彦を岡田将生さんが演じるほか、芳根京子さん、安田顕さん、春風亭昇太さんらも出演している。

 和田さんは、21日放送の第6話から出演し、埋め立て地であった土地を何らかの方法で安く購入し建設したとうわさされている学校法人早明学園の理事長・金崎玲子を演じる。「昔からの鉄則なのですが、お芝居をするときは演出の方にお任せして、私は皆さんにご迷惑をお掛けしないことを心掛けています。久しぶりに緊張しながら楽しめるお仕事なので、頑張ります! 」と意気込んでいる。また、長谷川さんとの共演について「初めてお会いしましたがすてきな方でした。一緒のシーンも多いので楽しみです」とコメントしている。

 さらに、第6話から俳優の梅沢富美男さん演じる、元警視庁捜査1課長であり刑事部参事官を担当後、天下りをして早明学園の専務に就いている富永も登場。富永は小野田(香川さん)を1課長の座に引き上げ、香坂の父・敦史(木場勝己さん)を所轄に異動させた過去を持つ……というキャラクター。

 第6話は、香坂は、「早明学園の事務局で経理課長を務めている夫が失踪したから捜してほしい」と横沢亜美から相談を受ける……という展開。

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