福士蒼汰:秋元康の企画原案ドラマでミステリー初挑戦 父を殺した過去を持つ司法修習生に

「愛してたって、秘密はある。」でヒロイン役を務める(左から)川口春奈さん、主演の福士蒼汰さん、主人公の母親役の鈴木保奈美さん=日本テレビ提供
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「愛してたって、秘密はある。」でヒロイン役を務める(左から)川口春奈さん、主演の福士蒼汰さん、主人公の母親役の鈴木保奈美さん=日本テレビ提供

 俳優の福士蒼汰さんが7月にスタートする日本テレビ系の新日曜ドラマ「愛してたって、秘密はある。」で主演を務めることが16日、明らかになった。企画原案は秋元康さんで、AKB48グループ関連作以外でドラマを手がけるのは約12年ぶり。福士さんはミステリー初挑戦で、父親を殺したという秘密を抱えながら恋人との結婚を控える司法修習生の主人公・奥森黎を演じる。ヒロインは川口春奈さんが務め、秘密を共有する主人公の母役で鈴木保奈美さんも出演する。

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 ドラマは、福士さん演じる黎が結婚を目前に控えながら過去の秘密によって何者かに追い詰められていく姿を描く。中学3年生の夏に母親の晶子(鈴木保奈美さん)をDVから守るため、失踪に見せかけて父親の皓介(堀部圭亮さん)を殺害した黎は、弁護士という夢を目指して誰とも深く関わらずに生きてきたが、法科大学院で検事志望の立花爽(川口さん)と出会い、恋に落ちる。だが、爽との結婚が決まった直後から、秘密を知る何者かから不気味なメッセージが届き始め……というストーリー。脚本をドラマ「好きな人がいること」や映画「ストロボ・エッジ」などの桑村さや香さんが担当する。

 爽の父親で厳格な検事正の弘晃を遠藤憲一さん、爽の兄でジャーナリストの暁人を小出恵介さん、爽の母親の茜を岡江久美子さん、晶子に思いを寄せる医師・風見忠行を鈴木浩介さん、黎と爽の友人の司法修習生・安達虎太郎を白洲迅さん、黎と爽を見守る恩師・香坂いずみを山本未來さん、11年前の事件を捜査していた刑事・一ノ瀬義男を矢柴俊博さんが演じ、柄本時生さん、佐伯大地さんも出演する。

 福士さんは、映画「好きっていいなよ。」(2014年)以来の共演となるヒロインの川口さんについて「爽の元気で明るいキャラクターにぴったりだと思いますし、2度目の共演なので安心感があります」とし、初共演となる鈴木保奈美さんについては「初めてお会いしたときから柔らかで包み込むような優しさを感じたので、どんな母子関係が築けるのか楽しみです」とコメントを寄せている。ドラマは7月から毎週日曜(時間未定)に放送。

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