小栗旬:異色刑事ドラマ「BORDER」が復活 金城一紀と再々タッグ 

「BORDER2 贖罪」のポスタービジュアル=テレビ朝日提供
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「BORDER2 贖罪」のポスタービジュアル=テレビ朝日提供

 俳優の小栗旬さん主演で2014年に放送されたテレビ朝日系の連続ドラマ「BORDER」がスペシャルドラマとして復活することが14日、分かった。死者と対話できる能力を持ってしまった警視庁捜査1課の刑事・石川安吾(小栗さん)の活躍を描く刑事ドラマで、小栗さんは「石川という役に戻ることは、とても過酷ですが、楽しみに待っていただいている方たちのためにも、一生懸命に向き合いたいと思います」とコメント。原案・脚本の金城一紀さんは「3年ぶりの『BORDER』です。新しい石川の物語は“あのラストシーン”から幕を開けます」と予告している。

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 「BORDER」は、「GO」「SP 警視庁警備部警護課第四係」で知られる直木賞作家の金城さんのオリジナル脚本で、14年4~6月に放送された。スペシャル版のタイトルは「BORDER2 贖罪」で、13日に最終回を迎えた連続ドラマ「CRISIS(クライシス) 公安機動捜査隊特捜班」(関西テレビ・フジテレビ系)に続いて、小栗さんと金城のタッグがここでも実現する。

 さまざまな憶測を呼んだ連続ドラマの衝撃のラストの続きとなる“本当のラスト”が描かれるといい、小栗さんをはじめ、青木崇高さん、波瑠さん、遠藤憲一さん、古田新太さん、滝藤賢一さん、野間口徹さん、浜野謙太さんといったレギュラー陣も引き続き出演し、連ドラ最終回のゲストだった大森南朋さんも再登場する。

 ドラマを手掛ける山田兼司プロデューサーは「時が満ちました」と力を込め、「石川安吾という難役を前人未到の深さで演じきった主演・小栗旬さんと、圧倒的な物語の力で『BORDER』という世界を描ききった原案&脚本・金城一紀さんの奇跡のタッグが再始動します。『BORDER』にしか描けない世界が待っています。皆様、どうかご期待ください!」と呼びかけている。「BORDER2 贖罪」は17年放送。

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