熊川哲也:「フェリシーと夢のトウシューズ」で声優初挑戦 バレエ学校のカリスマ指導者役

「フェリシーと夢のトウシューズ」で日本語吹き替えを担当する熊川哲也さん
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「フェリシーと夢のトウシューズ」で日本語吹き替えを担当する熊川哲也さん

 バレエダンサーの熊川哲也さんが、劇場版アニメ「フェリシーと夢のトウシューズ」(エリック・サマー&エリック・ワリン監督)で日本語吹き替え版の声優を務めることが16日、明らかになった。熊川さんは、主人公・フェリシーの情熱と可能性を見いだし、厳しくも見守り続けるパリ・オペラ座バレエ学校のカリスマ指導者・メラントゥを演じる。熊川さんが声優を務めるのは初めて。

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 今回のオファーについて、熊川さんは「声優は経験したことがなかったので興味はありましたけれど、僕のすべてであるバレエという題材と、僕自身もたくさんの生徒を教えていますので、フェリシーのバレエへのひたむきな情熱や、夢や希望へ向かっていく姿が心に染みました」と明かし、「一番驚いたのがダンサーの動き。作品のクオリティーの高さは感じましたが、デフォルメをしつつ、非常にしっかりしていながらも可愛らしい動きに驚きました。子供だけではなく、教育に携わる人、芸術家、子供を持つ親、すべての大人たちが共感できるシーンがあると思います」と同作について語っている。

 映画は、バレリーナになることを夢見る少女・フェリシーの成長を描く。19世紀末、フランス・ブルターニュ地方の施設で暮らしていた、踊ることが大好きな少女・フェリシーはバレリーナになるという夢を胸に施設を抜け出し、エッフェル塔建設中のパリを訪れる。偶然にもたどり着いたオペラ座で、さまざまな出会いやライバルたちとの競争をへて、夢の舞台を目指す……というストーリー。

 日本語吹き替え版では、女優の土屋太鳳さんがフェリシー、黒木瞳さんがオペラ座の清掃作業員・オデット、夏木マリさんがフェリシーのライバルのカミーユの母親、ル・オー夫人を演じる。8月12日公開。

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