アニメ1週間:「キンプリ」新作が興収1億円突破 「妖怪ウォッチ」に“ちょっと怖い”ジバニャン

「映画 妖怪ウォッチ シャドウサイド 鬼王の復活」のビジュアル(C)LEVEL-5/映画『妖怪ウォッチ』プロジェクト 2017(C)LEVEL-5 Inc. (C)NHN PlayArt Corp.
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「映画 妖怪ウォッチ シャドウサイド 鬼王の復活」のビジュアル(C)LEVEL-5/映画『妖怪ウォッチ』プロジェクト 2017(C)LEVEL-5 Inc. (C)NHN PlayArt Corp.

 1週間のアニメのニュースをまとめて紹介する「アニメ1週間」。今回(11~17日)は、劇場版アニメ「KING OF PRISM -PRIDE the HERO-」の興行収入が1億円を突破したニュースや「妖怪ウォッチ」の劇場版アニメ最新作「映画 妖怪ウォッチ シャドウサイド 鬼王の復活」に“ちょっと怖い”ジバニャンが登場する話題などが注目された。

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 13日、怪獣映画「ゴジラ」の初の劇場版アニメ「GODZILLA 怪獣惑星」(静野孔文監督・瀬下寛之監督、11月17日公開)のゴジラのビジュアルが公開された。ハイコントラストな白黒のビジュアルで、体長や体色などは未発表。エグゼクティブプロデューサーを務める東宝の古澤佳寛さんは「生命として2万年成長し続けた結果、『シン・ゴジラ』に登場する個体をも超える歴代最大サイズのゴジラが誕生しました。永きにわたり地球に君臨し、独自の生態系を築き上げたゴジラの姿にどうぞご期待ください」とコメントを寄せている。

 13日、1990年代を中心に人気を集めた吉岡平さんの人気ライトベル「宇宙一の無責任男」シリーズが原作の新作テレビアニメ「無責任ギャラクシー☆タイラー」が制作され、7月から放送されることが明らかになった。同シリーズは、1993年にテレビアニメ「無責任艦長タイラー」が放送されており、約24年ぶりにテレビアニメ化される。

 14日、大ヒット曲「ペンパイナッポーアッポーペン(PPAP)」で知られるピコ太郎さんが“テレビアニメ化”されることが分かった。アニメのタイトルは「ピコ太郎のララバイラーラバイ」で、「マッチ売りの少女」などの童話にピコ太郎さんが登場。「むっちり村」などの谷口崇監督が描き下ろした一枚のイラストからインスピレーションを得たピコ太郎さんが、即興で約3分の物語を作る。

 14日、劇場版アニメ「KING OF PRISM by PrettyRhythm」(略称・キンプリ、菱田正和監督)の新作「KING OF PRISM -PRIDE the HERO-」が10日の公開から4日間で、興行収入が1億円を突破したことが分かった。動員数は約5万9000人を記録し、56館と小規模の公開にもかかわらず、異例の好スタートを切った。10、11日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)では、初登場で7位にランクインした。

 14日、第5回京都アニメーション大賞の大賞を受賞した暁佳奈さんのライトノベル「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」がアニメ化され、2018年1月から放送されることが分かった。テレビアニメとして放送されるだけでなく、世界同時に配信される。

 14日、テレビアニメも人気の「けものフレンズ」の舞台版が、品川プリンスホテル クラブeX(東京都港区)で開幕した。上演を前に会見が行われ、サーバル役の尾崎由香さんは「千秋楽までどったんばったん騒ぎたい」と意気込み、「舞台はアニメとは違った魅力が満載。癒やされて帰ってほしいですね」と話した。

 15日、アニメやゲームが人気の「妖怪ウォッチ」の劇場版アニメ最新作「映画 妖怪ウォッチ シャドウサイド 鬼王の復活」が12月16日に公開されることが明らかになった。これまでに登場したキャラクターが一新され、主人公・ケータの時代から30年後の世界が舞台となる。また、妖怪にはライトサイド、シャドウサイドの2モードが存在し、シャドウサイドの“ちょっと怖い”ジバニャンやウィスパー、コマさんらの新ビジュアルも公開された。

 16日、病気療養中のため昨年8月から休養していた人気声優の藤原啓治さんが復帰することが明らかになった。藤原さんは、人気アニメ「クレヨンしんちゃん」のひろし役や、ロバート・ダウニーJr.さんの吹き替えなどで知られる人気声優。昨年8月に所属事務所のホームページで病気療養のための休養を発表していた。

 17日、諫山創さんの人気マンガが原作のテレビアニメ「進撃の巨人」のシーズン3が18年に放送が始まることが分かった。シーズン2は4月にスタートし、TOKYO MXでは17日の放送で最終回を迎えた。

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