土屋太鳳:「プルートゥ PLUTO」ウラン役で舞台初挑戦 「畏れを強く感じています」

舞台「プルートゥ PLUTO」に出演する(上段左から)大東駿介さん、森山未來さん、土屋太鳳さん、(下段左から)吉見一豊さん、柄本明さん、吹越満さん
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舞台「プルートゥ PLUTO」に出演する(上段左から)大東駿介さん、森山未來さん、土屋太鳳さん、(下段左から)吉見一豊さん、柄本明さん、吹越満さん

 女優の土屋太鳳さんが、2018年1月に上演される舞台「プルートゥ PLUTO」に出演することが23日、明らかになった。土屋さんが同作が初舞台で、ウランとヘレナの二役を演じる。「『舞台』という場所に憧れ続けてきました」と喜ぶ土屋さんは、舞台役者の演技に胸を打たれたといい、「舞台という場所を目の前にした今、畏れを強く感じています。この畏れを、表現者の方々や時間との出会いによって作品にふさわしい何かに変え、舞台の上で、ウランとヘレナとして生きたいと思います」と意気込んでいる。

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 同作は、手塚治虫の「鉄腕アトム」のストーリーの一つである「地上最大のロボット」を浦沢直樹さんらがリメークしたマンガ「PLUTO」を舞台化したもので、2015年に森山未來さん主演で上演された。今回約3年ぶりに再上演されることになり、前作に引き続き、森山さんがアトム、柄本明さんが天馬博士、吉見一豊さんがお茶の水博士を演じ、新たに土屋さんのほか、天才科学者・アブラー役で吹越満さん、刑事のゲジヒト役で大東駿介さんが加わる。演出も前作に続き振付家のシディ・ラルビ・シェルカウイさんが担当する。

 森山さんは「一度生まれた作品が一度限りで終わることなく、また関わることができることの喜びを最近は感じるようになりました。できる限り新鮮な気持ちで、ブラッシュアップを重ねて作品がより豊かになるよう精進できればと思っています」と話し、土屋さんについては「いつか関わることができればと思っていたので、一緒に作品作りができるのを今から楽しみにしています。アトムとウランのデュオができたりしたら面白いですよね」とコメントしている。

 舞台は来年1月7~28日に東京・渋谷の「Bunkamura シアターコクーン」で上演。2月に英国、オランダなどでヨーロッパ公演も行い、3月には大阪公演も行う。

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