セーラームーン:劇場版「セーラームーンR」振り返る 「作ったときは怒られると思った」

「劇場版『美少女戦士セーラームーンR』 応援上映&スペシャルゲストトークイベント」に登場した三石琴乃さん(左)と幾原邦彦監督
1 / 3
「劇場版『美少女戦士セーラームーンR』 応援上映&スペシャルゲストトークイベント」に登場した三石琴乃さん(左)と幾原邦彦監督

 人気アニメ「美少女戦士セーラームーン」の25周年と6月30日生まれの主人公・月野うさぎの誕生日を記念したイベント「劇場版『美少女戦士セーラームーンR』 応援上映&スペシャルゲストトークイベント」が1日、丸の内TOEI(東京都中央区)で行われ、幾原邦彦監督とうさぎ役の声優の三石琴乃さんが登場した。イベントでは、1993年公開の劇場版「美少女戦士セーラームーンR」が上映され、同作を手がけた幾原監督は「作ったときは、好き勝手にしたので、怒られると思った。試写が終わったら、偉い人が『すごい!』と言ってくれて、まじで!?となった。いまだに客観視できない」と明かした。

ウナギノボリ

 同作は“愛”がテーマで、三石さんは「ターゲットはちびっ子でしたよね……」と話すと、幾原監督は「基本的に子供に向けている。いつもの『セーラームーン』を見に行ったけど、すごい!とびっくりしてほしかった」と振り返った。さらに、幾原さんは「自分で『セーラームーン』を語ることはないと思った。当時、携わっていたスタッフの熱気をお伝えしたかった。そうそうたるスタッフが集まった。スタッフが『セーラームーン』に愛を持っていることが伝わると思います」と話した。

 また、幾原監督は、三石さんに同作のセーラームーンとタキシード仮面のキスシーンのセル画をプレゼント。三石さんは涙ぐみながら「ありがとうございます! 大事にします」と喜んだ。

 「美少女戦士セーラームーン」は、1992~97年に少女マンガ誌「なかよし」(講談社)で連載された武内直子さんの人気マンガが原作で、テレビアニメも同期間に放送された。ドジで泣き虫な月野うさぎが、愛と正義の美少女戦士に変身し、仲間の戦士たちと活躍する姿が描かれた。

写真を見る全 3 枚

アニメ 最新記事