神木隆之介:セカオワFukaseに「なんであんな美しい声なんですか」

劇場版アニメ「メアリと魔女の花」のトークイベントに登場した神木隆之介さん
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劇場版アニメ「メアリと魔女の花」のトークイベントに登場した神木隆之介さん

 俳優の神木隆之介さんが5日、東京都内で行われた劇場版アニメ「メアリと魔女の花」(米林宏昌監督、8日公開)のトークイベントに、同じく声優を務めた杉咲花さん、主題歌を担当した「SEKAI NO OWARI(セカオワ)」らと登場した。セカオワのファンで、ライブにも行ったことがあるという神木さんは、ボーカルのFukaseさんに「ファンです。なんであんな美しい声なんですか」と思いを伝えていた。

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 また神木さんは、主題歌「RAIN」について「あの曲の始まり方といい、Fukaseさんの声が本当にすてきで。今回の曲は雨の日を歩きながら聴きたいなっていうのがすごくありますし、本当に物語に寄り添っていて、映画を見た後に心を離さないような曲だなとすごく思いました」と絶賛していた。

 杉咲さんは、アフレコが終了した際に主題歌を初めて聴いたと言い、「監督の横で聴かせていただいて、(曲の最初のフレーズの)『まほう』っていう言葉が聞こえてきた瞬間に、心がぶわって緩んでいく感覚になって、急に泣きそうになってしまって。でも監督の横だから我慢しなきゃと思って……」と感動したエピソードを明かした。また、「映画館を出た後って、急に現実に戻ってしまったんだなと感じてちょっと寂しい気分になることが私は多いんですけど、今回この映画を見て最後に『RAIN』が流れて、『あ、今度は自分が頑張る番なんだな』って思わせてもらえるような、そんな現実につなげてくれる懸け橋のようなすてきな曲を聴かせていただけて、すごく幸せでした」と語った。

 さらに、イベントに同席した米林監督も「最初に聴いた時はドキッとしました。本当に心を持っていかれるような気持ちになって、うれしかったです。早くこのエンディングがかかる作品を作りたいなと思って頑張って作りました」と主題歌への思いを明かした。

 「メアリと魔女の花」は、「借りぐらしのアリエッティ」などで知られる米林監督の新作劇場版。英国の女流作家メアリー・スチュアートさんが1971年に出版した児童文学「The Little Broomstick」が原作で、背が低く、クセ毛に赤毛にそばかすの平凡な11歳の少女メアリが、ひょんなことから奇想天外な大冒険に巻き込まれ、勇気を持って前に進む姿が描かれる。杉咲さんが主人公・メアリの声を担当するほか、神木さん、天海祐希さん、小日向文世さん、満島ひかりさんらが声優として出演する。

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