FNS27時間テレビ:マンネリ打破へ 「日本の歴史」テーマにした理由 

「FNS27時間テレビ2017」(仮)で総合司会を担当するビートたけしさん
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「FNS27時間テレビ2017」(仮)で総合司会を担当するビートたけしさん

 フジテレビは7日、同局で開いた定例会見で、毎夏恒例の特別番組「FNS27時間テレビ」を、今年はテーマを「日本の歴史」に変更するなど番組内容を一新することについて「去年の放送を見て、マンネリ化が進み、煮詰まっていると議論になった。27時間で一気に見せるものを考えたところ、歴史がふさわしいとなった」と石原隆取締役編成統括局長が明かした。

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 今年は、総合司会にタレントのビートたけしさんを起用し、人気グループ「関ジャニ∞」の村上信五さんがたけしさんをサポートする「キャプテン」としてタッグを組む。放送時期も9月になる。お笑いに特化した従来の「FNS27時間テレビ」とは異なり、テーマである「日本の歴史」を軸に、バラエティーやドラマ、情報、スポーツ、アニメを制作する。

 石原取締役は「2020年に東京五輪を控えているが、日本人は海外で日本のことを話せないといわれる。フジテレビ流に、歴史を面白おかしく家族で楽しめる構成にしたい。放送時期を9月にしたのは、じっくりと見られる季節に編成するほうがいいと考えた」と話した。

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