織田裕二:世界陸上は“ボルトショー”に期待 「ラストランはどんなドラマが…」

TBS「世界陸上ロンドン」の制作発表会見に出席した織田裕二さん
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TBS「世界陸上ロンドン」の制作発表会見に出席した織田裕二さん

 俳優の織田裕二さんが21日、東京都内で行われたTBS系で放送される「世界陸上ロンドン」の制作発表会見に出席。メインキャスターとして、11大会連続で大会の模様を伝える織田さんは、同大会を最後に引退すると表明しているジャマイカのウサイン・ボルト選手について、「長い間、僕らを楽しませてくれた選手」と話し、「ラストランはどんなドラマが描かれるのか、どんなふうに幕を下ろすのか……。ボルトショーを見たい!」と熱く語った。

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 会見には、織田さんと共にメインキャスターを務める中井美穂さん、スペシャルキャスターの高橋尚子さん、同大会に出場予定の、リオデジャネイロ五輪400メートルリレー銀メダリストの飯塚翔太選手も出席した。

 ボルト選手について、飯塚選手が「ウオーミングアップエリアで、ウオーミングアップなのに、こんなに速く走る選手がいるんだって衝撃を受けました」と話すと、織田さんは「どんなところでそういうふうに思ったの?」「ボルト選手にここは勝てると思ったポイントは?」などと質問攻めをし、司会者から「そろそろよろしいですか?」と止められる一幕もあった。

 また、1997年のアテネ大会から11大会連続でメインキャスターを務める織田さんは、「陸上選手にとって最高峰といえる大会が今年もやってきます。“世陸”独特の緊張感、織りなされる感動や興奮を余すところなく今まで以上に(伝えたい)。93時間という長丁場になりました。(これまでの)64時間でも長かったけど、足りないなと思った部分も多々ありました。僕らにとっても戦いです。余すところなく伝えられるよう頑張ります!」と意気込みを語ったていた。

 「世界陸上」は、政治や宗教などの壁を超え、陸上競技の世界一を決める大会として83年にヘルシンキで第1回が行われ、現在では2年に1回開催されている。ロンドンで開催される今大会は8月4~13日に開催。TBSでは10日間、過去最長の93時間にわたって放送する予定。

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