女優の土屋太鳳さんと夏木マリさんが23日、東京都内で行われた劇場版アニメ「フェリシーと夢のトウシューズ」(エリック・サマー&エリック・ワリン監督)のジャパンプレミアに登場。土屋さんはバレリーナになることを夢見る主人公の少女・フェリシー役で海外アニメの声優に初挑戦するとともに、日本語版の主題歌も歌唱、歌詞も書き下ろしており、“大先輩”の夏木さんは「『やるなあ、お主』と思いましたよ。大リスペクトです」と絶賛した。
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日本語吹き替え版でフェリシーの声を演じた土屋さんは「日本とは違う文化、言葉から生まれた表情なので、それを見ながらやるのが本当に難しくて打ちのめされた」と明かしつつ、「この作品自体がパワーあふれるものなので、声をあてながらパワーをもらった」とコメント。主題歌については「フェリシーを演じて共感したものを基に、私が実感したことであったり、聴いてくださる方にエールを込めて(歌った)。未熟者なんですけど、受け取っていただけたらうれしいです」と観客に呼びかけた。
土屋さんの声優ぶりについて、夏木さんは「(声が)ピッタリ。国内では太鳳さんしかいない。すごいキャスティング。自分でも踊っていらして、フェリシーの気持ちも分かるし、ぴったりです。素晴らしい」と絶賛。主題歌の歌唱と作詞まで担当したことについては「『やるなあ、お主』と思いましたよ。歌まで歌っちゃうの、詞も書いて。大リスペクトです」と称賛した。
さらに夏木さんは、土屋さんに「恋している」といい、「太鳳さんの大ファンで、デビューしたあたりから妄想が膨らんでいて、ダンスができることが大好きで、いつか太鳳さんが時間があるときに、(自らが手がける舞台)『印象派』のプリンシパルとして一緒にパフォーマンスを作りたいなっていうのが長年の夢」と明かすと、土屋さんは照れながらも「ぜひご一緒させてください」と声を弾ませていた。
「フェリシーと夢のトウシューズ」は、19世紀末、フランス・ブルターニュ地方の施設で暮らしていた、踊ることが大好きな少女・フェリシーが、バレリーナになる夢を胸に施設を抜け出し、エッフェル塔建設中のパリを訪れ、偶然たどり着いたオペラ座で、さまざまな出会いやライバルたちとの競争を経て、夢の舞台を目指す……というストーリー。夏木さんはフェリシーのライバル・カミーユの母親を演じる。8月12日公開。
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