南沙良:“第二のガッキー”の初演技を監督絶賛 「反応力が天才」

映画「幼な子われらに生まれ」のプレミア試写会に登場した南沙良さん
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映画「幼な子われらに生まれ」のプレミア試写会に登場した南沙良さん

 女優の新垣結衣さんの所属事務所の後輩で“第二のガッキー”と言われている南沙良さん(15)が2日、東京都内で行われた映画「幼な子われらに生まれ」(三島有紀子監督)のプレミア試写会に登場。南さんは演技初挑戦だったが、三島監督は「『ヨーイ、スタート!』も知らなかったので、本当にお芝居自体初めてだったんですけど、彼女は反応力が天才。リアルな感情のぶつかり合いを撮りたいと思ったときに、南沙良さんみたいな反射力というか反応力(は必要)。ちゃんと突き飛ばしたときににらみますしね。そういう反射力がすごくある役者さんだな」と絶賛。南さんを照れさせた。

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 南さんは「本当に何をどうすればいいのか分からなくて、不安な気持ちはあった。でも現場の雰囲気や周りの方々が温かかったので、すごいやりやすかった」とにっこり。「あと私、お肉が大好きなんですけど、おいしいお肉屋さんに連れて行ってもらったりとか、すごくリラックスしてお芝居ができたかな」と笑顔で振り返った。試写会には浅野忠信さん、田中麗奈さん、宮藤官九郎さんらも登壇した。

 「幼な子われらに生まれ」は、直木賞作家・重松清さんの同名小説が原作。バツイチのサラリーマン・田中信(浅野さん)は、再婚した妻の奈苗(田中さん)の連れ子とうまくいかず、悶々(もんもん)とした日々を過ごしていた。ある日、奈苗の妊娠が発覚。長女の薫(南さん)はそのことでより辛辣(しんらつ)になり、“本当のパパ”(宮藤さん)に「会いたい」と言い始め、信は今の家族に息苦しさを覚え始める……というストーリー。26日公開。

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