秋元康:“究極アイドル”は「偏ったグループに」 審査員の独断で候補メンバー入れ替え

秋元康さんがプロデュースする“究極”のアイドルグループの候補メンバー7人と「ラストアイドル」のメインMCの伊集院光さん
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秋元康さんがプロデュースする“究極”のアイドルグループの候補メンバー7人と「ラストアイドル」のメインMCの伊集院光さん

 テレビ朝日系で12日にスタートするオーディション番組「ラストアイドル」の会見が同局で6日に行われ、秋元康さんがプロデュースする“究極”のアイドルグループの候補メンバー7人がお披露目された。タレントの伊集院光さんが番組メインMCを務めることや、候補メンバーが挑む“入れ替えバトル”の勝敗が一人の審査員の独断で決定することも発表。伊集院さんは、秋元さんが「合議制で決めるとそれなりにみんなと意見の合う、とがった部分のない人間が選ばれる可能性が多い。私はそういうのは求めていない(と言っていた)」と明かした。

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 この日は秋元さんのメッセージも紹介され、「皆さんの理想のアイドルとは? 今回はあえて、プロデューサーのボクは審査員を外れて、新鮮な目で選んでいただこうと思いました。しかも審査員の総合点ではなく、一人一人が判断を下すことによって、平均的なアイドルではなく、偏ったアイドルが誕生するでしょう。どんなアイドルグループが誕生するか楽しみにしています」とコメントを寄せた。

 「ラストアイドル」は、秋元さんが新たに手掛けるアイドルグループのメンバーを選出することを目的としたオーディション番組。応募条件は14~26歳までの女性で、プロアマ問わず、他のアイドルユニットとも兼任可能という異例のもの。知名度を上げたい地方アイドルやメジャーシーンに躍り出たい地下アイドル、有名グループの中でなかなかチャンスをつかみきれていないメンバーなど、アイドルとして成功を夢見る女性たちの挑戦を広く受け付けていた。
 
 番組では、毎週「挑戦者」という名の刺客が登場し、“七つの椅子”を懸けたメンバー入れ替えバトルが展開。メンバー入れ替えバトルは、挑戦者から指名を受けたメンバーが1対1のパフォーマンスバトルに挑み、挑戦者が勝利すれば即、新メンバーとして、その日からトレーニングに参加できるというサバイバル形式でデビューまで続く。番組では最終的にどのメンバーが“七つの椅子”を勝ち取り、華々しいデビューを飾ることができるのかを詳細に追う。

 候補メンバーは間島和奏(まじま・わかな)さん(17)、吉崎綾(よしざき・あや)さん(21)、長月翠(ながつき・みどり)さん(17)、相澤瑠香(あいざわ・るか)さん(18)、安田愛里(やすだ・あいり)さん(18)、小澤愛実(おざわ・あいみ)さん(14)、そして山田まひろさん(18)の7人。4932人の応募の中から厳正なる審査を経て選ばれた「初回メンバー」で、この後に行われる初回収録で「挑戦者」との入れ替えバトルの勝敗により、脱落してしまう可能性もあるという。

 番組は12日から毎週土曜深夜0時5分に放送(一部地域を除く)。初回のみ深夜0時35分から。

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