金曜ロードSHOW!:宮崎吾朗監督「ゲド戦記」を本編ノーカットで V6岡田ら声優陣にも注目

劇場版アニメ「ゲド戦記」のワンシーン (C)2006 Studio Ghibli・NDHDMT
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劇場版アニメ「ゲド戦記」のワンシーン (C)2006 Studio Ghibli・NDHDMT

 12日の「金曜ロードSHOW!」(日本テレビ系、午後9時)は、宮崎吾朗監督が手掛けたスタジオジブリの劇場版アニメ「ゲド戦記」(2006年公開)を本編ノーカットで放送する。2週連続企画「冬もジブリ」の第2弾。ファンタジー文学の傑作「ゲド戦記」を基に宮崎駿監督が描いた絵物語「シュナの旅」を原案にした壮大な冒険ファンタジーで、主人公アレンの声を人気グループ「V6」の岡田准一さん、ヒロインのテルーの声を歌手の手嶌葵さんが担当した。

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 「魔法」が日常的に存在する多島海世界「アースシー」。そこでは竜が突然現れて共食いを始め、魔法使いが魔法の力を失うなど、異常事態が次々に起こっていた。その原因を探って旅を続けていた魔法使いのゲド(通称ハイタカ)はある日、エンラッド国王の父を刺し、国から逃げている途中だった王子アレンと出会う。

 ハイタカと共に旅をするアレンは、美しい港町ホート・タウンで、人狩りウサギに襲われていた少女テルーを助けようとするが、逆に襲われ囚われの身になってしまう。奴隷として売り払われそうになっていたところをハイタカが救出。テルーと再会したアレンは少しずつ人間らしさを取り戻していくが、自ら生み出した「影」に心をむしばまれていく。

 そんな中、ハイタカは、世界の均衡が崩れかけている元凶が魔法使いのクモと察知。過去のある出来事からハイタカを恨み続けているクモは、アレンの心の中の「影」を利用してハイタカを倒そうとする。

 ハイタカ(ゲド)を菅原文太さん、クモを田中裕子さん、ウサギを香川照之さんが演じ、風吹ジュンさん、内藤剛志さん、倍賞美津子さん、夏川結衣さん、小林薫さんらそうそうたるメンバーが声優として参加。テルー役の手嶌さんは主題歌「時の歌」や挿入歌「テルーの唄」を歌っている。

 次週19日の「金曜ロードSHOW!」は、アニメ「ルパン三世」シリーズの名作劇場版で宮崎駿監督の映画初監督作「ルパン三世 カリオストロの城」(1979年公開)を10分拡大放送する。

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