米倉涼子:「ドクターX」枠で新作ドラマ「リーガルV」 元弁護士役で髪ばっさり「人生最短」に

10月スタートの新ドラマ「リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~」で主演を務める米倉涼子さん
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10月スタートの新ドラマ「リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~」で主演を務める米倉涼子さん

 女優の米倉涼子さんが、10月にスタートするテレビ朝日系の連続ドラマ「リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~」で主演を務めることが29日、分かった。米倉さん主演で、2012年10月にスタートし、第5シーズンまで制作された大ヒットドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」と同じ木曜9時枠での放送で、米倉さん演じる正体不明でスキャンダラスな元弁護士・小鳥遊翔子(たかなし・しょうこ)を中心に繰り広げられる新感覚のリーガルドラマとなる。

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 米倉さんは「今回は私の方から『ぜひ新しい挑戦をさせてください』とお願いして、スタッフの皆さんと内容を相談しながら実現した新作」といい、「せっかくの機会なので『ドクターX』のイメージを変えたくて、髪も約20センチ切り、人生最短にしました。私自身にとっても、作品に関わってくださる皆さんにとっても、すごい挑戦になると思っていますし、今はドキドキしています」と心境を明かしている。

 ドラマは、弁護士資格を剥奪された翔子(米倉さん)が、ペーパー弁護士の大学教授に法律事務所を開かせた上、もっともらしい嘘(うそ)八百を並べてワケありの弁護士やパラリーガルをスカウト。悪魔のような傍若無人ぶりで彼らをこき使い、どんなに不利な訴訟でも勝利(“V”ictory)を手にするため突き進んでいく。

 そんな翔子の前に立ちはだかるのは大手法律事務所。民事訴訟を中心に厄介な案件が次々と舞い込む中、超エリート弁護士らを相手に、翔子率いる弱小弁護士集団は勝利できるのか。さらに「行列のできる法律事務所を作りたい」「人を救うのに資格はいらない」と豪語する翔子の真意や弁護士資格を剥奪された理由も見どころとなる。

 主人公の翔子は、弁護士資格を剥奪された元弁護士。とにかく自由奔放で、資格を剥奪される前は「上司を殴ったらしい」「暴力団とつるんで恐喝していたらしい」などドス黒いうわさもまことしやかにささやかれていた、何だかヤバい人物……として描かれる。一方で“鉄道が大好き”という面もあるという。

 「ドクターX」シリーズに続いて「リーガルV」でも米倉さんとタッグを組む、同局の内山聖子エグゼクティブプロデューサーは「“失敗しない女”から“クビになった女”へ(笑い)。自由で勝手なのに、必ず人を救う。そんな新しいヒロインに、毎週会いたくなります!!」とアピールしている。

 ◇小鳥遊翔子役・米倉涼子さんのコメント

 今回は私の方から「ぜひ新しい挑戦をさせてください」とお願いして、スタッフの皆さんと内容を相談しながら実現した新作。プロデューサーさんが提示してくださった三つのタイトルの中から、「最後はVサインで終わりたいね」という願いも込めて選んだのが、この「リーガルV」です。せっかくの機会なので「ドクターX」のイメージを変えたくて、髪も約20センチ切り、人生最短にしました。私自身にとっても、作品に関わってくださる皆さんにとっても、すごい挑戦になると思っていますし、今はドキドキしています。顔合わせでも、久々に目が回りそうなくらい緊張しました。でも、自分で言い出したことですし、最後まで頑張ります!

 小鳥遊翔子はすごく自由な女性なので、事前にキャラを固めず、その時々で思ったことをやってみようかな、と思っています。実際に台本の読み合わせでも、違和感なく思ったことを口にできる感覚がありましたし、皆さんとの掛け合いもすごく楽しかったので、いい意味でラクに演じていけそうな気がしました。と同時に、演じる側の自分たちだけが気持ちよくならないよう気を付けたい、とも思っています。

 ちなみに今回、一番ハードルが高いのは“鉄道が大好き”という設定(笑い)。私自身は“体を動かすことが好きなインドア派”ということもあって、“各地で鉄道に乗って駅弁を食べること”の本当の楽しさをまだ知らないので、突き詰めていきたいです。これは、自分でも意外な初挑戦ですね(笑い)。実は今月頭に、鉄道マニアだという(TBSの)安住紳一郎アナと一緒にロケをしたとき、すごくうれしそうに鉄道について話していたんですよ! あのご様子を今回ぜひ参考にさせていただきたい、と思います(笑い)。

 新しい挑戦に向け、私自身はまだまだ緊張感の中に身を置いていますが、視聴者の皆さんには「なんだか自由で楽しいな」と思っていただけるドラマを目指しますので、ぜひ見ていただきたいです。

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