コミケ95:平成最後のコミケが開幕 氷点下の寒さに耐えて長い列

東京ビッグサイトで開幕した「コミックマーケット95」
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東京ビッグサイトで開幕した「コミックマーケット95」

 日本最大の同人誌即売会で、平成最後の「コミックマーケット(コミケ)」となるコミケ95が29日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開幕した。気象庁が発表した同日の東京都内の最低気温は-0.5度(午前6時)という寒さだったが、早朝から多くの人が列を作っていた。

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 コミケは、1975年に始まったマンガや小説、ゲーム、音楽などの同人誌の即売会で、現在は夏と冬の年2回開催されている。2017年冬(コミケ93)は3日間で約55万人、18年夏(コミケ94)は約53万人を集めた。20年の東京五輪を前に大規模イベントの警備強化を図る警察の要請を受け、15年冬のコミケ89から7回連続で手荷物検査を実施する。

 一般の参加サークルは、「角」「壁」「シャッター前」などと呼ばれる場所に配置される。列整理のしやすいシャッター前は、プロとしても活躍するマンガ家やイラストレーターらが出展することもある。人気のサークルになると、開幕と当時に長い列ができ、昼前には売り切れるという。

 企業ブースは、アニプレックスや小学館などのエンタメ系企業に加え、カネボウのメークアップブランド「KATE(ケイト)」、名古屋港水族館などのエンタメ系以外の企業も出展する。31日まで。

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