ギヴン:ノイタミナ初 BLマンガをテレビアニメ化 7月スタート

アニメ「ギヴン」のビジュアル(C)キヅナツキ・新書館/ギヴン製作委員会
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アニメ「ギヴン」のビジュアル(C)キヅナツキ・新書館/ギヴン製作委員会

 人気BL(ボーイズラブ)マンガ「ギヴン」がテレビアニメ化され、フジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」で7月から放送されることが14日、分かった。ノイタミナでBLマンガをアニメ化するのは初めて。山口ひかるさんが監督を務め、Lerche(ラルケ)が制作する。

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 バンドが登場するアニメで、矢野奨吾さんがボーカル&ギターの佐藤真冬、内田雄馬さんがギターの上ノ山立夏、中澤まさともさんがベースの中山春樹、江口拓也さんがドラムの梶秋彦をそれぞれ演じる。14日、東京都内で開かれた「フジテレビ アニメラインナップ発表会2019」で発表された。

 「ギヴン」は、マンガ誌「シェリプラス」(新書館)でキヅナツキさんが連載中のマンガ。日々の生活の中で音楽への情熱を失いかけていた上ノ山立夏が、偶然聴いた佐藤真冬の歌が心に刺さり、2人の距離が変わり始める……というストーリー。

 ◇スタッフ(敬称略)

 監督:山口ひかる▽シリーズ構成:綾奈ゆにこ▽アニメーション制作:Lerche

 ◇キャスト(敬称略)

 佐藤真冬:矢野奨吾▽上ノ山立夏:内田雄馬▽中山春樹:中澤まさとも▽梶秋彦:江口拓也

 ◇原作者のキヅナツキさんのコメント

 無音のマンガだった「ギヴン」で、実際に音楽が鳴り出す新鮮さや驚きを、制作現場でいつも感じています。

 ◇山口ひかる監督のコメント

 監督のお話をいただいたとき、原作を数ページ読んだところで「このシーン、どういうレイアウトがいいだろう」と、引き受ける前にもう脳みそが映像にしようとしていることに驚きました。いろいろな工程をすっ飛ばして、体が「私はこれをやりたいんだ」と訴えている、初めての経験でした。音楽、友達、仲間、好きな人、喜び、悲しみ、焦り、嫉妬。そういったあらゆるもの、情動がないまぜになった青春群像劇を、お届けしたいと思っています。今の多様な世の中にこそ、一人でも多くの人に見てほしいという願いを込めて。

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